バスは先ほど上った達磨山を
またすり抜けて修善寺に到着。
今回、伊豆半島をバスに揺られ、
深く印象に残ったのは竹林の多さ。
とにもかくにも竹林だらけで
竹藪焼けた、もとい、
竹藪多かった。
1時間の自由を与えられ、
町を歩き始める。
TD(ツアー・ディレクター)が
配布してくれた手造りの
修善寺温泉マップを手に散策。
竹林の小径・修善寺(お寺)・
日枝神社・とっこの湯・
十三士の墓・源頼家の墓・
指月殿などを見て廻る。
時間が余ったので
温泉街に足を延ばした。
あまご料理専門店があって
一献傾けたかったが休憩中。
もっとも飲んでる時間など
ありはしなかったがネ。
この町に深く関わった、
歴史上の人物は
修善寺を開祖した、
弘法筆の誤りの空海と
この地に幽閉され、
暗殺されてしまった、
悲劇の鎌倉幕府二代将軍、
源頼家の二人だろう。
修善寺の好いところは
観光地にありがちな
”とってつけた感”が
まったく無い点である。
町は自然体の美しさをたたえ、
そのまま其処にある。
あらためて独りゆっくり、
ノンビリと訪れてみたい。
この6月から旅行づいてしまい、
北九州、伊勢志摩、
丹後若狭などを訪れたが
中には観光地として
美化を目指すあまり、
あざとい商魂が垣間見えもして
後味の悪い思いをして来た。
よって殊更、修善寺の好さが
胸に迫り来る。
帰路も湯河原から踊り子。
駅で30分ほど時間を
与えられたが
あちこち行ってるヒマはない。
コンビニで缶ビールを調達し、
駅前のベンチで飲みながら
昨日・今日と開催されている、
五所神社例大祭のお囃子、
ピーヒャラチンドンに
耳を傾けておりました。