2014年2月10日月曜日

第770話 ソチに合わせて東京も雪

ソチ冬季五輪が始まり、寝不足の日々。
しかしながら仕事がらみの夜更かしと違い、肉体的にツラくない。
徹夜の残業はキビしいけど、
麻雀の徹マンはそうでもないのとおんなじか?

一昨日の土曜は東京にもずいぶん雪が降った。
新しい東京都知事は舛添サン。
細川サンの不人気は意外だったが
とにもかくにも、”そのまんま”が立候補して
そのまんま当選しなくてよかった、よかった。
何せ大阪にゃ、おかしくも悲劇的な前例があるからネ。

それより新種目に採用されたフィギュアスケートの団体戦。
羽生結弦クンのSPは圧巻だった。
何のプレッシャーも感じさせずに
シレッと滑ってサラッと跳んだ感じ。
スゴいなァ、過去にこんなヤツはいなかったぜ。

観ていて思ったが彼は歌舞伎界でも超一流として通用する。
玉三郎の上をいくんじゃないか?
玉さぶファンのオバさんたちに叱られるかもしれないけど、
素直にそう思いました。
J.C.にそっちの気(ケ)はないが
武田信玄や織田信長ならハマるだろうネ、きっと・・・。
まっ、そのアタリにはあんまりふれないようにしましょ。

真央チャンはあれで精一杯、とにかく緊張し過ぎだった。
男子のパトリック・チャンですらあの演技だから
やはり五輪本番の舞台はハタから観ている者には
想像できない圧力が掛かるものなんだ。

モーグルの上原愛子。
彼女のメダル逃がしは不可解だった。
カナダの姉妹には譲るとしても
ミスの目立ったアメリカの第一人者が上に来たのは何だかなァ。
採点競技はときとして観客に納得のいかないモノを引きずらせる。

思い起こすはシドニー五輪、最重量級の柔道。
そう、日本・篠原とフランス・ドイエの一戦だ。
世紀の大誤審にクレームをつけられなかった国民栄誉賞受賞者は
言葉の壁が厚かったにせよ、情けなさすぎた。

代わりにNHKの女子アナ・有働サンが
涙を流さんばかりに憤慨していた姿がなつかしい。
その後、彼女は局のお偉いサンにずいぶんお叱りを受けたことだろう。
でも、国民の憤りを見事に代弁してくれていた。
最近では腋の下の発汗が話題になったりもしたけれど、
好きだなァ、あの人・・・。

さて、それはそれとして
これから女子フィギュア・フリー、鈴木明子の演技だ。