先日、昼めしどきに来て
降りたシャッターが気になった
森下のメイン・ストリート。
高橋夜店通り(のらくロード)に
この日は夕暮れに訪れた。
う~ん、やはりシャッターを
閉ざす店が目につく。
この町も不況に
見舞われているのだろうか?
界隈は下町・深川の北限である。
小名木川に架かる高橋(たかばし)
北詰の「ふかがわ翁」に来た。
東京には上野と神楽坂に「翁庵」。
浅草には「翁そば」と
屋号に ”翁” を冠する店が点在。
当店は著名な高橋邦弘氏率いる、
翁達磨グループの流れを
汲むそうだ。
屋号の似る「しながわ翁」と
同系列ということかー。
翁の歴史は古い。
平安時代から続いている。
”今は昔、竹取の翁と
いうものありけり”
おっと、これは日本最古の物語。
「竹取の翁」でありました。
開店時間の17時半ちょうどに
到着したが営業する気配がない。
同時に独りの女性も来店。
当方を尻目に引き戸を引いたが
すぐに閉めた。
「開いてないんですかネ?」
「まだ誰もいません」
「エエ~ッ!」
ちょいと間をおいて
今度は J.C.が様子見。
奥に男性の姿が見えた。
「今日は店開けるんですか?」
「今、開けます、開けます」
二人、同時に入店し、
席を一つ空けて横並び。
数えたらカウンター9席の
小体な店である。
品書きを見て愕然。
麦酒が苦手なプレモルしかない。
いや、マイッたな。
パスしてハナから日本酒で行く。
石川県・白山市の銘酒、
”菊姫 先ず一杯”を所望。
つまみに自家製牡蠣オイル漬けを
見つけて店主に訊ねた。
「今の時季に牡蠣がありますか?」
「ええ、通年やってます」
3個お願いし、好物の鯛わた塩辛も。
ビールを飲まずに
いきなりの清酒は何年ぶりだろう?
コレだからこだわる店は
困っちゃうんだ。
ここでリンダが歌い出したが
口うるさい浪花の小姑が
何か言い出すに決まってる。
うっちゃって先に進みましょう。
=つづく=