大塚三業通りの「小倉庵」に
出向いたら店先で何やら工事中。
女将さんが立ち会っており、
「申し訳ありませんねェ。
お暑い中、せっかく来て
いただいたのにー」
「じゃ、出直します」
仕方なく同じ道筋のとんかつ屋、
「三節」に流れたのだった。
そばからとんかつへの移行は
あんまりなれど、仕方なかんべさ。
「小倉庵」のビールはキリン一色。
いつもはラガー中瓶だが
今日は一番搾りの生をー。
中ジョッキより
だいぶ小ぶりのグラス入りだ。
つまみはいつものように
桜海老と三つ葉のかき揚げ。
サクッと揚がって
味・食感ともに快適。
店一番の肴と云える。
即刻、生のお替わり。
何かもう1品欲しいな。
新香をお願いすると
お運びのオバちゃん、
「すいませ~ん、昨日で
終わっちゃって、まだ
漬かってないんですぅ!」
「いいよ、いいよ、
ほかのものお願いするから」
たたみいわしと焼き海苔にした。
こうなると日本酒である。
ふと見やった冷蔵ケースに
ラガーと並んだ一升瓶を発見。
”輝ら星の如く”とあり、
山形の酒である。
これがスッキリ爽やかで
なかなかの味わい。
帰宅後、調べたら造り手は
酒田の麓井酒造だった。
1合をすぐに飲み切り、
毎度の金婚にスイッチ。
こちらは1合瓶入りだ。
安心の変わらぬ旨さながら
次回は輝ら星2合になりそう。
そうしておいて締めは変わりそば。
本日はだだ茶豆切りと来たもんだ。
ん? 緑が薄いな。
枝豆感はまったくしない。
しかし、舌触り、ノド越し、
どちらも好かった。
まあ、当店のそばは生粉打ちでも
田舎でも安定してるからネ。
そば湯をしっかりいただき、
お勘定は5千円弱。
真っ昼間の蕎麦屋飲みは
まっこと至福のひととき以外の
何ものでもございませんでした。
「小倉庵」
東京都豊島区南大塚1-42-8
03-3941-8230
