かつて10年も棲んだ、
浅草橋に所用で赴いた。
当時のヤサは江戸通りの東側、
そう、旧花街の柳橋である。
本日の用事は反対の西側、
福井町通りにあった。
チャチャッと済ませたら
早や昼めしどき。
ちょいとした因縁のある、
「水新菜館」は相変わらず、
長蛇の列と来てサヨウナラ。
四日市トンテキの「グラシア」は
満席で外で待てとのご命令。
やなこった。
この地を離れて早や17年。
ラーメンの新店2軒も順番待ちだ。
知らない間に知らない町へと
変貌を遂げていた。
やって来たのはうなぎの「なかや」。
何年ぶりだろう?
帰宅後調べてみよう。
ん? けっこう混んでるな。
テーブルは満卓で
「お座敷なら・・・」
面倒くさがり屋・J.C.は
「じゃ、またにします」
立ち去りかけると女将さんが
道まで追いかけて来て
「ご相席でもいいですか?」
「いいですとも」
ちょっと気難しそうなオジさんに
会釈してはす向かいに座る。
1分ほど経過したら
「あっちに行くわ」
オジさん、座敷に移動の巻。
何だか追い出したみたいで
悪かったかな。
ビールはキリンラガーのみ。
大瓶を飲みながら
まず肝焼き(500円)を通す。
そしてランチサービスの
うな丼(1700円)を。
うなぎ屋は時間が掛かるのが常。
出てくるまで30分掛かった。
肝焼きは立派だ。
うなぎは5cm四方と小さい。
4分の1尾くらいだろう。
でも、コレでいいんだもんネ。
おのれの少食ぶりに感謝する。
新香・吸い物ともども
美味しくいただいた。
会計をしながら
「神保町の『なかや』さんは
ご親戚?」
「そうです、そうです、兄弟です」
帰宅後、調べたら
訪問は2001年12月だった。
ちょうど四半世紀前になる。
時の流れの速さに
愕然とするばかりでした。
「なかや」
東京都台東区浅草橋2-10-2
03-3851-0946

