代々木上原に向かって
歩き始めたら
涙をこらえていた空のヤツが
泣き出しやがった。
予報に従い、雨傘の用意はある。
小雨そぼ降る中を歩き通した。
「手打蕎麦 ごとう」に入店。
赤星中瓶を注ぎ合ってカチン。
酒と肴の揃えは多彩だ。
しかも毎週木曜は
日本酒サービスデイ。
13種の銘酒が半合380円均一。
普段は550円で飲まなきゃ損々。
さてさて、つまみの吟味と参ろう。
まず、択べる本日のお通しから
S合はそば豆腐(冷たいそばがき)。
J.C.は鴨ササミ刺身をー。
あとは真アジ刺身、
丸ごとピーマン揚げ浸し、
さっぱり水キムチを通した。
水キムチはてっきり
北朝鮮風の唐辛子を使わない、
タイプと思いきや、
あにはからんや、
小かぶやらプチトマトやら
いろいろゴチャゴチャと入り、
ちょっと見、キムチには見えない。
野菜好きの相方に任せる。
冷酒に移行して青森のモヒカン娘、
福井の九頭竜と飲み継ぐ。
そうしておいて締めは変わりそば。
本日はスダチ切りである。
ところがコイツ、味のほうは
悪くないんだが極端に短い。
たまに見掛けるブッ切れそばだ。
実は J.C.、短いそばが大嫌い。
何だか医者に診断を仰いだ末に
「余命いくばくもございませぬな」
告知されてるような気さえする。
とにかく日本蕎麦は
ショートパスタに非ず。
ノド越しのためにも
なるべく長めが望ましい。
不満を残しながら
会計は7千円ほどだった。
流れたのは新宿ゴールデン街。
馴染みが薄いのは
何となく肌が合わないからだ。
たまには覗いてみようと
珍しくも意見の一致を
見た二人だった。
グルグル廻って入ったのは
ホナミというバーテンダレスが
独りで切盛りする店。
此処ではドライ中瓶を何本かー。
そしてウイスキー・ハイボール。
ほとほと酔いが回って
銘柄なんぞ覚えちゃいない。
店名も記憶に無く、
翌日、S合に訊ねたら
彼女が覚えていたのも
”ホナミ” だけだった。
こういう飲み方は身体に毒だヨ。
皆さんもお気をつけ下さいネ。
11時半から23時半の12時間。
長~い一日がようやく
終わりを告げました。
「HAGARE 下北沢店」
東京都世田谷区北沢2-9-3
050-5596-8268
「手打蕎麦 ごとう」
東京都渋谷区上原1-35-9
03-6906-8639