浅草は田原町の「三富珊瑚」。
ママの K世チャンと
来訪の約束をしたので
夕刻には顔を出さねばー。
その前の遅いランチは
結局よくあるパターン。
昼めし転じて昼飲みとなった。
千駄木から浅草行きのバスに乗り、
荒川三丁目下車。
当欄にも登場済みの町そば、
「ますや」のカウンターに
スルリと滑り込んだ。
足立区・谷在家の「みたけ食堂」も
親父サンがフロアを仕切るが
この日の接客は
オジさん代わりのオネバさん。
「みたけ食堂」同様、
ドライ大瓶を所望した。
新鮮かつ泡の少ない生ビールは
大好きながらなかなか出逢えない。
よって普段は生に見向きもせず、
もっぱら瓶ビール一本やり。
それも大瓶が好もしい。
中瓶は中途半端だし、
大の男が小瓶なんか
飲んでられやしない。
今日は蕎麦も丼もほしくない。
気の利いたつまみがあればいい。
ほうら、裕次郎が歌い出した。
♪ 今夜は歌も
ギターもほしくない
夢のささやきが
ただようクラブ ♪
(作詞:池田充男)
「ささやき」はかくれた名曲につき、
ぜひ YTしてみて下さい。
作曲の村沢良介は同じく
裕次郎の「口笛が聞こえる港町」、
鈴木三重子「愛ちゃんはお嫁に」を
世に送り出している。
ドライ大瓶を運んで来てくれた、
オネバさんにまぐろとろろを通す。
他店で云うまぐろ山かけは
よく注文する肴だが
まぐろブツにとろろを
ぶっかける店が多い中、
当店の薄切りがうれしい。
何となればまぐろを即席づけに
するためでブツだと厚すぎる。
その点、薄切りは素直に
づけとなってくれるんだ。
=つづく=