「シュトゥーベン・オータマ」は
当地の大多摩ハム直営店。
シュトゥーベンは
居心地のいい部屋を指す。
ダイニング・フロアの天井高く、
都心ではまず考えられない、
ぜいたくな空間を誇っている。
窓辺の四人掛けに案内され、
まずは麦酒の品定め。
クラフトビールは苦手につき、
一番スッキリのデンマーク産、
カールスバーグを大ジョッキでー。
前菜はハム盛合わせのハーフ。
お運びのコに内容の説明を受ける。
TOKYO-X とフツーの豚のロースハム。
ソーセージも2種で
ボローニャともう1種は
残念ながら彼女に知識なく、
"もう一つのソーセージ" となった。
ハム・ソーセージにパンは必須。
一緒に食べると互いに引き立て合う。
アbゲットを追注したら
きちんとバター付きで来た。
最近はバターを省く所が多い中、
この店はいい店だ。
ハムたちの上に美食家のパセリの
異名を取るセルフィーユが1房。
くだんの彼女に
「もちろん有料で構わないから
セルフィーユを10房ほど
貰えないかな?」
「ハイ、かしこまりました」
しばらくして戻り、
「150円いただくとのことです」
「エッ、もっと高くてもいいのに」
小皿に10房以上がこんもりと来た。
お替わりは福生の石川酒蔵による
ピルスナーを同じく大ジョッキで。
此処の(大)は1100円。
750円の(中)の倍は楽にあり、
呑ん兵衛は迷わず(大)にすべし。
18時近くになって立て混み始めた。
カップルや家族連れなどさまざま。
若い娘ばかりの8人組が来店し、
急に騒がしくなった。
店はにわかにざわめいて来た。
ほうら松山千春も歌い出す。
♪ 深く耳をすませば
朝一番の汽笛
街はにわかに ざわめいて
遠い旅の空から
君に送る便りは
力まかせの なぐり書き
まわり道でも 旅の終わりに
君にもう一度
会えたならいいね ♪
(作詞:松山千春)
「人生(たび)の空から」は
1980年のリリースで
彼の9枚目のシングル。
浪花の小姑は知ってるだろうか?
=つづく=

