東北大震災の直後に
綴り始めた”生きる歓び” も
おかげさまを持ちまして
4000話を迎えることができました。
ご愛読に感謝いたします。
今日は土曜日とあらば
=歓びアーカイブ= であります。
その第5回をどうぞ。
2013年12月9日月曜日
第725話 クラブが出て来てこんにちは (その2)
近隣のスーパーで
購入した千葉県産のアサリ。
砂抜きのために張った、
塩水の中に小さな生きものを
発見したハナシのつづきです。
百聞は一見に如かず、
百聞は一見に如かず、
火を通されたあとの亡骸。
小さな身体も緋色に変色している。
小さな身体も緋色に変色している。
今は昔、1980年代初頭。
丸の内北口にある「丸の内ホテル」内の
仏料理店をたびたび利用した。
建て直す前の建物は
準シティホテルといった佇まいで
現在の姿とは趣きが異なっていた。
現在の姿とは趣きが異なっていた。
記憶は定かではないものの、
フレンチは確か「バンブー」という、
名前ではなかったろうか。
気に入りの料理は
気に入りの料理は
ハマグリのクリーム煮だったが
ここで三度続けて
ここで三度続けて
貝の中に小蟹を発見した。
「へぇ~っ、こんなことってある?」
率直な印象を抱きつつ、
「へぇ~っ、こんなことってある?」
率直な印象を抱きつつ、
そのまま食べたっけ・・・。
懐かしのレストランも
今は「ポム・ダダン(のど仏)」と
懐かしのレストランも
今は「ポム・ダダン(のど仏)」と
その名を変えている。
ポム・ダダンは英語のアダムズ・アップル、
そう、アダムのリンゴだ。
なるほど仏料理で、のど仏ですかいな。
以来、貝の中の蟹には
ポム・ダダンは英語のアダムズ・アップル、
そう、アダムのリンゴだ。
なるほど仏料理で、のど仏ですかいな。
以来、貝の中の蟹には
たびたび出くわしている。
そしてこの現象は
そしてこの現象は
貝が蟹をエサとして捕獲し、
サァ、これから食ってやるか・・
サァ、これから食ってやるか・・
そう思った瞬間に今度は貝自身が
人間に捕らわれてしまい、
食事どころでは
食事どころでは
なくなったものと信じていた。
今回なんとなく
今回なんとなく
ふと気になって調べてみると
意外なことが判明した。
この小蟹の正体は
意外なことが判明した。
この小蟹の正体は
英名・ピンノで和名・カクレガニ。
貝に捕まったのではなく、
自らの意思でプランクトンの頃より
貝の中に移り住んだ、
貝に捕まったのではなく、
自らの意思でプランクトンの頃より
貝の中に移り住んだ、
永遠の居候だった。
生まれて初めて宿った貝の中で
生まれて初めて宿った貝の中で
一生を過ごし、貝が死ねば、
自分もあとを追うというか
エサを捕る術を知らないから
生き延びることができない。
一蓮托生とはまさにこのことで
自然界の不可思議ここに極まれり、
生き延びることができない。
一蓮托生とはまさにこのことで
自然界の不可思議ここに極まれり、
でありましょう。
本日追記
今思うと、いくら小蟹にせよ、
あんな狭い所で一生を終えるんじゃ、
この世に生まれた甲斐がない、
というもんじゃないのカニ?