本日は恒例のイレブン・セブン。
ホームグラウンドの神田は
北店も南店も満卓で予約が取れず、
新橋店での開催である。
この日は打牌後、4人で飲む予定。
普段は東風戦を18回打つのだが
今日は15回で切り上げた。
そうして向かったのが
戦場から徒歩1分の酒場、
「醉心酒蔵」である。
J.C.は過去に1度だけ
利用したことがある。
あれは1980年の秋口だった。
金融業界に足を踏み入れた年で
夏にシンガポールへ長期出張した。
その際、一番お世話になったのが
某大手都市銀のチーフディーラー、
業界では知らない人のいない、
K田サンだった。
この銀行には同姓で
二人のK田サンがおり、
もうお一方は
シンガーソング・ライター。
「シクラメンのかほり」を
世に送り出した人である。
ハハ、これじゃ某銀行なんて
ボカしてもバレバレですわな。
お世話になったK田サンと
再会して飲んだのが
「醉心酒蔵」なのだ。
雀荘から至近に在り、
その夜は此処にしようと
J.C.が勝手に決めた。
4人はめいめい、
好みのグラスを合わせる。
打牌中、ずっと
飲み続けたビールだが
飽きることなどない。
まずは黒ラベル中瓶を
1本飲っといて
店名にもある広島県三原市の銘酒、
醉心の樽酒に切り替えた。
店と蔵元に縁はあろうが
直営ではないようだ。
つまみは刺身盛合わせとハムカツ。
あと何だったけかな?
あまり食べてないから覚えてない。
お通しのフキの煮たのが
やけに美味しかった。
醉心に心奪われながら
思い出すのは
K田サンのことばかり。
源義経が一ノ谷の合戦で敢行した、
鵯越(ひよどりごえ)の逆落とし。
志半ばにして病に斃れたK田サンは
あの崖の上の墓園に眠られている。
もう一度酒を酌み交わしたい。
心からそう想う。
「醉心酒蔵」
東京都港区新橋2-6-9
03-3580-2455