「オー・ボン・ヴュー・タン」は
都内屈指のパティスリー。
店名は仏語で
”古き良き時代” を意味する。
絶大な人気を誇り、
いつも入店制限を設けるほどだ。
もっともほとんどスイーツを
食べない J.C.には猫に小判も
いいところだけれどネ。
では、なにゆえ、
この町に来れば毎度、
立ち寄るのかというと
まずはフレンチ惣菜が目当て。
そして隣接されるサロンが大好き。
でも、今日はこれから先がある。
よって惣菜の購入は
断念せざるを得ない。
サロンに直行した。
J.C.はいつものように
ピノー・デ・シャラントをー。
これはブドウ果汁にコニャックを
投入して発酵を止めた、
酒精強化ワイン、いわゆる、
ヴァン・ド・リキュール。
好みの飲みものである。
相方のコーヒーは
フレンチ・ロースト。
一口すすると、
エスプレッソほどではないが
苦み走って好きなタイプだ。
ガトーはパタット。
レーズン入りアーモンド生地。
それにもう一つ。
デリス・オー・フランボワーズ。
ラズベリー風味のバタークリーム。
これらも一口づつ賞味はしたが
得意種目でないため、よく判らん。
四半刻でおいとま。
さっき上ったハッピー・ロードを
ゆっくりと下り戻る。
小ジャレた店々を冷やかしてゆく。
カフェ「So Tired」は
雰囲気より店名が気に入ったが
先を急ぐ二人は素通りする。
尾山台駅に到着。
自由が丘に戻るのもなんだかなァ。
ここは旗の台か大井町だろう。
まずは電車に乗って考えよう。
それにしても夕刻の大井町線は
次から次へと驚くほどに
電車が行ったり来たりするもんだ。
「オー・ボン・ヴュー・タン」
東京都世田谷区等々力2-1-3
03-3703-0261


