この鰻屋はスゴい!
確信に近いものがあった。
通常の吸い物+100円の肝吸いも
しっかりしているし、
何より驚いたのはお新香だ。
きゅうり・大根・奈良漬け。
殊に大根が素晴らしい。
七十余年生きてきて
人生最高の大根にめぐり逢えた。
大きめにカットされ、
塩加減よろしく、歯ざわりが白眉。
多摩川沿いではちょいと遠いため、
再訪は簡単ではないが今度来たら
上新香でビールを堪能したい。
先代のオヤジさんと
娘姉妹の妹が接客担当。
厨房は姉と女将さん。
家族経営でしかも女性が3人。
これほどハイレベルな仕事に
感服してしまう。
会計時、妹さんと談笑。
訊けば、もともとは
中央区・京橋に在ったという。
ん? 京橋?
アッ、そうだ、思い出したゾ!
確かに一度利用したことがある。
帰宅後、調べてみたら
2004年10月のことであった。
うな重こそ1つだけながら
いろいろつまんで
中瓶を5本も飲んで
お勘定は1万1千円也。
高級店に行くのがバカらしくなる。
店から徒歩1分。
桜坂下にやって来た。
遠くの桜並木に向かい、
坂を上ってゆく。
ほうら、福山クンも歌い出す。
♪ 君よずっと幸せに
風にそっと歌うよ
愛は今も 愛のままで
揺れる木漏れ日 薫る桜坂
悲しみに似た 薄紅色
君がいた 恋をしていた
君じゃなきゃダメなのに
ひとつになれず
愛と知っていたのに
春はやってくるのに ♪
彼自身が作詞・作曲を
手掛けた「桜坂」は
2000年4月のリリース。
京橋「川京」のさらに
4年も以前とは!
あらためて驚かされた。
「川京」
東京都大田区田園調布本町29-4
03-3721-0561


