最寄りは二宮駅だけど、地番は大磯の「えびや食堂」。
市井にほとんど出回らないウスバハギのにぎりに
舌鼓をポンッと打ったところである。
やや厚めに切られた白身魚の旨みを堪能した。
実はJ.C.、ハギ類には目がなく、
殊に本カワハギの刺身など、トラフグより好きなくらいだ。
何となればフグの肝は
九州・大分にでも行かなければ拝めないが
ハギの肝ならハギが揚がるところであれば、
日本国中どこででも味わえる。
続けてもう1カン、ウスバをいってもよかったが
隣りのアオリイカに箸をのばす。
ここでふと思い出した。
何をだ! ってか?
いや、先日の焼き鳥論争のことでんがな。
串からダイレクトか、はずして食うか、である。
にぎり鮨は素手か、御箸か、
ここにも論争の火種がありそうだ。
そんなん好きずきだから、どっちでもいいやん!
ひと言で片付けちまったらそれまででとりつくシマもない。
もちょっと掘り下げてみましょうや。
かく言うJ.C.はカチコチの御箸派である。
子どもの頃の記憶はないけれど、
遅くとも中学生からは箸でにぎりを食べてきた。
ジカ手はまずなかったネ。
その理由を箇条書きにしてみよう。
・ 食前食後に手を洗わずに済む
・ 指に鮨種の匂いがまとわりつかない
・ いちいち手拭き・おしぼりの類いの世話にならずに済む
・ 何よりも所作の見た目が美しい
そんなところでありましょうか。
とりわけ所作の美しさは肝心かなめで
殊にご婦人には箸の使用をすすめたい。
にぎりは御箸、おにぎりは素手、食文化の鉄則ですな。
2種めのアオリイカであった。
水揚げ量の少ない希少のイカの旬は春から初夏。
この時期はハシリである。
相模湾から揚がったやや小型のアオリは
特有のネットリ感があるものの、やや硬い。
このコリコリ感も悪くはないけどネ。
ウスバ→アオリ→ウスバ→アオリ
以上の順で4カンを食べ終えた。
=つづく=
市井にほとんど出回らないウスバハギのにぎりに
舌鼓をポンッと打ったところである。
やや厚めに切られた白身魚の旨みを堪能した。
実はJ.C.、ハギ類には目がなく、
殊に本カワハギの刺身など、トラフグより好きなくらいだ。
何となればフグの肝は
九州・大分にでも行かなければ拝めないが
ハギの肝ならハギが揚がるところであれば、
日本国中どこででも味わえる。
続けてもう1カン、ウスバをいってもよかったが
隣りのアオリイカに箸をのばす。
ここでふと思い出した。
何をだ! ってか?
いや、先日の焼き鳥論争のことでんがな。
串からダイレクトか、はずして食うか、である。
にぎり鮨は素手か、御箸か、
ここにも論争の火種がありそうだ。
そんなん好きずきだから、どっちでもいいやん!
ひと言で片付けちまったらそれまででとりつくシマもない。
もちょっと掘り下げてみましょうや。
かく言うJ.C.はカチコチの御箸派である。
子どもの頃の記憶はないけれど、
遅くとも中学生からは箸でにぎりを食べてきた。
ジカ手はまずなかったネ。
その理由を箇条書きにしてみよう。
・ 食前食後に手を洗わずに済む
・ 指に鮨種の匂いがまとわりつかない
・ いちいち手拭き・おしぼりの類いの世話にならずに済む
・ 何よりも所作の見た目が美しい
そんなところでありましょうか。
とりわけ所作の美しさは肝心かなめで
殊にご婦人には箸の使用をすすめたい。
にぎりは御箸、おにぎりは素手、食文化の鉄則ですな。
2種めのアオリイカであった。
水揚げ量の少ない希少のイカの旬は春から初夏。
この時期はハシリである。
相模湾から揚がったやや小型のアオリは
特有のネットリ感があるものの、やや硬い。
このコリコリ感も悪くはないけどネ。
ウスバ→アオリ→ウスバ→アオリ
以上の順で4カンを食べ終えた。
=つづく=