去年の暮れに出掛けたが
予約でいっぱいとあって
入店を拒否(?)されたイタリアン。
渋谷は並木橋の「イル・フューメ」に
再チャレンジするため、出直した。
フューメはイタリア語の fiume。
川のことである。
界隈の人気店につき、
12時を過ぎるとヒドく立て混む。
よっていつもより早仕掛け、
11時半過ぎには到着した。
カウンターの右端に案内される。
メニューはいろいろと煩雑なので省く。
生パスタのスパゲッティ、
黒トリュフとウニのクリームソースを
発注に及んだ。
ビールは生のカールスバーグ。
大好きな銘柄につき、
一も二もなくお願いすると
泡少なめで提供され、
うん、この店のスタッフは
よ~く判ってるじゃないかー。
率直にエラい!
最初にサーヴされたのはサラダ。
ロメインとサニーの2種類レタスが満載。
そこになぜかクロワッサンが1個。
ん? イタめしでクロちゃんかえ?
でもネ、かじってみて驚いた。
これはウマい!
特有のフレーキーなサクサク感は
まったくなく、むしろシットリ。
新たな方向性をしっかり見出している。
自ずと期待は高まった。
遅からず主役が登場。
ウニの姿は見えなくとも
黒トリュフがたっぷり。
ヒタヒタのソースに溶け込んだウニが
「アタシもちゃんと参加してるわヨ」
色っぽくささやきかけてくる。
ソースの塩気が強いけど
美味しくいただいた。
正午を過ぎて店内はいっぱい。
生を2杯と明記しなかったが
一口オードヴルを含め、会計は3460円。
すぐ近くの金王八幡に手を合わせる。
旧渋谷城があった場所で
渋谷の地名は此処が由来となりました。
「イル・フューメ」
東京都渋谷区渋谷3-14-2
03-6434-1072