アップしたつもりが下書きのままで失礼しました。
よって遅ればせながら―。
料理のデキはともかくも内装・雰囲気は格別。
よって遅ればせながら―。
料理のデキはともかくも内装・雰囲気は格別。
栄華を極めた、ハプスブルグ家の館に招かれた、
そんな気分にさせてくれた「アルテ・リーベ」だった。
明るい陽射しの下に戻り、はて、どうしよう。
久しぶりの再会をはたした相方である。
「ハイ、さようなら」―そんなわけにはゆくまい。
晩酌、あるいは晩飯をともにする覚悟で逢っている。
先方も同じ腹積もりだろうヨ。
時刻はまだ15時、夕陽が傾くまであと2時間は要する。
どこへ行こうかな?
候補地は数限りない。
元町・中華街・山下公園・大桟橋・伊勢佐木町・
港の見える丘公園・外人墓地・野毛町・野毛動物園・・・・。
思いはちりぢりに乱れるのだ。
こんなときはレディーの意向に従うのがエチケット。
そう致すと、ご要望は山下公園ときたもんだ。
まあ、当方に異存はございやせん。
今は昔の1970年代。
デートの会場となると東京は日比谷公園、
横浜なら山下公園、
二つの公園には本当にお世話になった。
心のふるさと我が母園、決めつけても問題はない。
「アルテ・リーベ」から山下公園までは歩いて10分足らず、
素直に仰せに従うことにした。
港に面したベンチに二人並んで海を見ている。
すると、このシリーズの初めに紹介した、
平山三紀の「ビューティフル・ヨコハマ」がよみがえってきた。
そういえば2番をパスしたんだっけ・・・。
♪ ヨコハマ ヨコハマ 明日は雨が
ヨコハマ ヨコハマ 降ったらいいわ
踊り上手な ハルオにゼンタ
トモコの彼も スウィングしてる
わたしの好きな あの人は
港で船を 見ているわ
ラララ ララララ
ビューティフルな お話しね ♪
(作詞:橋本淳)
何となく気がかりで小骨がノドに刺さった気分。
批難覚悟で紹介しちゃった。
よってスッキリの巻である。
よってスッキリの巻である。
まっ、そんなこって右手に氷川丸、
左手におそらくどこか欧州の豪華客船、
二人は
♪ 港で船を 見ているわ
二人は
♪ 港で船を 見ているわ
ラララ ララララ
ビューティフルな ♪
かどうかは、これからの成り行き次第と相成った。
ビューティフルな ♪
かどうかは、これからの成り行き次第と相成った。
=つづく=