東上野の「晴々飯店」でジャスト・ハヴィング・ランチ。
界隈はかねてより、
オートバイ関連の店が軒を連ねる一画だったが
ここ数年、閉業が相次いで町の様相が一変した。
そのぶん、ビジネスホテルや
男性同士のカップル向けバーが増えている。
新宿2丁目あたりのオカマバーとは
趣きを異にするスタイルらしいが
利用したことがないので実状を知らない。
ただ、男のカップルといっても若者は皆無。
みな中高年以上と聞き及んでいる。
八宝菜ならぬ、十宝菜は塩味ではなく醤油仕立て。
通常の八宝菜はほとんどアッサリ味の塩系だろう。
それともあれは広東料理に限ったことで
四川・北京・上海と、ところ変われば品も変わるようだ。
ヒマに任せて皿中の具材を数えてみた。
海老、いか、豚バラ肉、きくらげ、ふくろ茸、
千本しめじ、白菜、にんじん、小松菜と、
これじゃ九宝菜じゃないかと思ったものの、
出て来た、出て来た、ホンのちょっぴり竹の子が―。
ようやく十宝菜と相成った。
十宝菜はリアル回鍋肉同様にちょいとしょっぱい。
きくらげ大好き人間の相方は相好を崩しつつ、
そのへんばかりをつついている。
ライスの量が日本の定食屋より多いのは
濃いめの味付けでガッツリ食べさせるためかもしれない。
次から次と来客は引きも切らない。
週末とあって近所のサラリーマンの姿はなく、
若いカップルが目立つ。
ってゆうか~、カップルかグループばかりだ。
さすがにそのスジの男性同士は現れなかった。
ほかに興味を惹かれた料理はパクチーロース。
このロースはロースハムや
ロースカツのロースじゃなくて肉糸だと思われる。
それに黄金豆腐。
写真を見ると土鍋仕立てで綺麗な黄色をしている。
何でも本場ではアヒルの卵黄を使うそうだ。
再訪したら必ず食べようと心に決めた。
普段あまり接しない味と香りに
味覚&嗅覚が反応したわれわれ二人。
満腹となったが当店には大きな欠陥あり。
注文した2皿には豚バラ肉が使用されている。
しかしながら、その肉自体がいただけない。
中国産の解凍モノと憶測される。
三元豚やアグー豚、はたまた東京Xのバラだったら
どんなに美味しい料理となっただろう?
日本人としてまことに残念なり。
「晴々飯店」
東京都台東区上野7-8-16
03-3842-8920
界隈はかねてより、
オートバイ関連の店が軒を連ねる一画だったが
ここ数年、閉業が相次いで町の様相が一変した。
そのぶん、ビジネスホテルや
男性同士のカップル向けバーが増えている。
新宿2丁目あたりのオカマバーとは
趣きを異にするスタイルらしいが
利用したことがないので実状を知らない。
ただ、男のカップルといっても若者は皆無。
みな中高年以上と聞き及んでいる。
八宝菜ならぬ、十宝菜は塩味ではなく醤油仕立て。
通常の八宝菜はほとんどアッサリ味の塩系だろう。
それともあれは広東料理に限ったことで
四川・北京・上海と、ところ変われば品も変わるようだ。
ヒマに任せて皿中の具材を数えてみた。
海老、いか、豚バラ肉、きくらげ、ふくろ茸、
千本しめじ、白菜、にんじん、小松菜と、
これじゃ九宝菜じゃないかと思ったものの、
出て来た、出て来た、ホンのちょっぴり竹の子が―。
ようやく十宝菜と相成った。
十宝菜はリアル回鍋肉同様にちょいとしょっぱい。
きくらげ大好き人間の相方は相好を崩しつつ、
そのへんばかりをつついている。
ライスの量が日本の定食屋より多いのは
濃いめの味付けでガッツリ食べさせるためかもしれない。
次から次と来客は引きも切らない。
週末とあって近所のサラリーマンの姿はなく、
若いカップルが目立つ。
ってゆうか~、カップルかグループばかりだ。
さすがにそのスジの男性同士は現れなかった。
ほかに興味を惹かれた料理はパクチーロース。
このロースはロースハムや
ロースカツのロースじゃなくて肉糸だと思われる。
それに黄金豆腐。
写真を見ると土鍋仕立てで綺麗な黄色をしている。
何でも本場ではアヒルの卵黄を使うそうだ。
再訪したら必ず食べようと心に決めた。
普段あまり接しない味と香りに
味覚&嗅覚が反応したわれわれ二人。
満腹となったが当店には大きな欠陥あり。
注文した2皿には豚バラ肉が使用されている。
しかしながら、その肉自体がいただけない。
中国産の解凍モノと憶測される。
三元豚やアグー豚、はたまた東京Xのバラだったら
どんなに美味しい料理となっただろう?
日本人としてまことに残念なり。
「晴々飯店」
東京都台東区上野7-8-16
03-3842-8920