旧連雀町のカレーハウス「トプカ」にいる。
インドカレーのポーク&マトンのコンビネーション、
盛合せB(1400円)というのをお願いすると、
マダム(?)が訊ねてきた。
「辛いのダイジョブですか?」
「ノー・プロブレム!」
うなずく彼女からチケットを受け取った。
「あと、瓶ビールあります? アサヒあるかな?」
「サッポロの大瓶ですけどダイジョブですか?」
「ノー・プロブレム!」
ダイジョブ?の連発があって、おもむろに着席。
黒ラベルはよく冷えていた。
大した距離でもないが炎天下を歩いてきたため、
口中にとどまる間もあらばこそ、
琥珀色の液体は滝の如くにのどをすべり落ちてゆく。
いや、たまりませんな(こればっかりや)。
福神漬けと甘らっきょうをポリポリやってるあいだに
かき玉のコンソメが運ばれ、ほどなく盛合せBが到着。
帯状のライスの上下にポークとマトンが
分断されていわゆる相掛けスタイルだ。
汁気のないマトンにはトマトと玉ねぎが1片づつ。
サラサラのポークはソースの中に
ナス・にんじん・ピーマンが散見された。
まずはマトンを一匙味わい、ライスで追いかける。
うむ、ウム、素材の持ち味が活きて上々のデキである。
一方のポークは関東人によりなじみやすく、
日印合体の味覚の妙を楽しませてくれる。
ところが道半ばにも行かないのに
突然、右手に持ったスプーンの動きが止まった。
あれっ、こんなに辛かったかなァ。
歳とともに辛味に弱くなった自覚はないし、
こりゃ、明らかに以前よりマッチ・ホッターだ。
口の中は火の車、ビールなんかじゃとても消火が間に合わん。
氷入りのお冷やさえ、火を消し止められなかった。
おまけに額から首筋から汗が噴き出てくる始末。
加えて悲しくもないのに涙まであふれてきやがった。
コイツは「デリー 上野店」で最辛を誇る、
カシミールカレー並み、いや、それ以上かもしれない。
ノー・プロブレムどころかビッグ・プロブレムの洗礼を受けた。
ブラックマヨネーズじゃないが、まさにヒーハー!
それでもどうにか牛歩の如くに完食した次第。
ふぅ~っ、しばらくのあいだカレーはいいや。
てなこって涙と汗にぬれまくったが
恥を承知で白状すると
鼻水ジュルジュルもまたヒドかった。
何せ、ポケットのクリネックスを使い切ったもんネ。
「トプカ」
東京都千代田区神田須田町1-11
03-3255-0707
インドカレーのポーク&マトンのコンビネーション、
盛合せB(1400円)というのをお願いすると、
マダム(?)が訊ねてきた。
「辛いのダイジョブですか?」
「ノー・プロブレム!」
うなずく彼女からチケットを受け取った。
「あと、瓶ビールあります? アサヒあるかな?」
「サッポロの大瓶ですけどダイジョブですか?」
「ノー・プロブレム!」
ダイジョブ?の連発があって、おもむろに着席。
黒ラベルはよく冷えていた。
大した距離でもないが炎天下を歩いてきたため、
口中にとどまる間もあらばこそ、
琥珀色の液体は滝の如くにのどをすべり落ちてゆく。
いや、たまりませんな(こればっかりや)。
福神漬けと甘らっきょうをポリポリやってるあいだに
かき玉のコンソメが運ばれ、ほどなく盛合せBが到着。
帯状のライスの上下にポークとマトンが
分断されていわゆる相掛けスタイルだ。
汁気のないマトンにはトマトと玉ねぎが1片づつ。
サラサラのポークはソースの中に
ナス・にんじん・ピーマンが散見された。
まずはマトンを一匙味わい、ライスで追いかける。
うむ、ウム、素材の持ち味が活きて上々のデキである。
一方のポークは関東人によりなじみやすく、
日印合体の味覚の妙を楽しませてくれる。
ところが道半ばにも行かないのに
突然、右手に持ったスプーンの動きが止まった。
あれっ、こんなに辛かったかなァ。
歳とともに辛味に弱くなった自覚はないし、
こりゃ、明らかに以前よりマッチ・ホッターだ。
口の中は火の車、ビールなんかじゃとても消火が間に合わん。
氷入りのお冷やさえ、火を消し止められなかった。
おまけに額から首筋から汗が噴き出てくる始末。
加えて悲しくもないのに涙まであふれてきやがった。
コイツは「デリー 上野店」で最辛を誇る、
カシミールカレー並み、いや、それ以上かもしれない。
ノー・プロブレムどころかビッグ・プロブレムの洗礼を受けた。
ブラックマヨネーズじゃないが、まさにヒーハー!
それでもどうにか牛歩の如くに完食した次第。
ふぅ~っ、しばらくのあいだカレーはいいや。
てなこって涙と汗にぬれまくったが
恥を承知で白状すると
鼻水ジュルジュルもまたヒドかった。
何せ、ポケットのクリネックスを使い切ったもんネ。
「トプカ」
東京都千代田区神田須田町1-11
03-3255-0707