神田神保町の「焼鳥 酉たけ」。
オッツケられたお通しは
茹でた鳥もも肉のしょうがソース。
柚子の香りの鬼おろしポン酢。
そして青菜のおひたし。
この際、女将に
「この野菜は何ですか?」—訊ねると
彼女、とっさに応えられず、しばし言葉を失った。
そこへ焼き場の店主が叫んだネ。
「菜の花っ!」
おい、おい、
「菜の花でございます」とまでは求めないが
「菜の花です」くらいは言って欲しいネ。
最低限の言葉遣いってもんがあるでしょに―。
まっ、気を取り直して箸をつける。
鳥肉はシンガポールの海南鶏飯、
あるいはタイのカオマンガイのパクリだな。
鬼おろしはごくフツー。
菜の花は茎が太くて硬い。
焼きモノの第一ラウンドは
はらみ(140円)・ハツ(110円)・
はつもと(160円)・さえずり(160円)を1本づつ。
店のスタイルを確認したかったので
当方からは塩 or タレの指定をしなかった。
最初の1皿は、はつもと&さえずり。
どちらもタレである。
続いて、はらみ&ハツが塩で来た。
通常は塩モノが先なんじゃないの?
アッサリからコッテリへ進んだほうが舌にやさしいからネ。
読者に想像していただくために食感だけでもお伝えする。
はつもと―クニュクニュ さえずり―クニュコリ
はらみ―クニュシットリ ハツ―ヤワコリ
何だかよく判らん! ってか? そりゃそうでしょうネ。
上質な素材にていねいな焼き上げが
水準をじゅうぶんにクリアしていた。
当店の名物らしきレバー醤油煮(390円)をお願い。
霜降り程度でほとんど生の状態は
今まで出会わなかった食感を生み出している。
味付けは醤油と砂糖かみりん、そしてしょうがの風味。
なかなかに美味しいけれど、かなりの量がある。
10片はあったと思うが、この半分でいい。
これじゃ焼き鳥のレバーが食べたくなくなっちゃうヨ。
いやマイッたな。
マイりながらも中ジョッキをお替わりした。
=つづく=
オッツケられたお通しは
茹でた鳥もも肉のしょうがソース。
柚子の香りの鬼おろしポン酢。
そして青菜のおひたし。
この際、女将に
「この野菜は何ですか?」—訊ねると
彼女、とっさに応えられず、しばし言葉を失った。
そこへ焼き場の店主が叫んだネ。
「菜の花っ!」
おい、おい、
「菜の花でございます」とまでは求めないが
「菜の花です」くらいは言って欲しいネ。
最低限の言葉遣いってもんがあるでしょに―。
まっ、気を取り直して箸をつける。
鳥肉はシンガポールの海南鶏飯、
あるいはタイのカオマンガイのパクリだな。
鬼おろしはごくフツー。
菜の花は茎が太くて硬い。
焼きモノの第一ラウンドは
はらみ(140円)・ハツ(110円)・
はつもと(160円)・さえずり(160円)を1本づつ。
店のスタイルを確認したかったので
当方からは塩 or タレの指定をしなかった。
最初の1皿は、はつもと&さえずり。
どちらもタレである。
続いて、はらみ&ハツが塩で来た。
通常は塩モノが先なんじゃないの?
アッサリからコッテリへ進んだほうが舌にやさしいからネ。
読者に想像していただくために食感だけでもお伝えする。
はつもと―クニュクニュ さえずり―クニュコリ
はらみ―クニュシットリ ハツ―ヤワコリ
何だかよく判らん! ってか? そりゃそうでしょうネ。
上質な素材にていねいな焼き上げが
水準をじゅうぶんにクリアしていた。
当店の名物らしきレバー醤油煮(390円)をお願い。
霜降り程度でほとんど生の状態は
今まで出会わなかった食感を生み出している。
味付けは醤油と砂糖かみりん、そしてしょうがの風味。
なかなかに美味しいけれど、かなりの量がある。
10片はあったと思うが、この半分でいい。
これじゃ焼き鳥のレバーが食べたくなくなっちゃうヨ。
いやマイッたな。
マイりながらも中ジョッキをお替わりした。
=つづく=