旅の最終日は福井県内を
あっち行ったり、こっち来たり。
最初に訪れたのは三方五湖。
五つの湖を一望できる山頂へ。
此処でもリフトのお世話になった。
人生初のリフトが二日連続とは
一体全体、どうなってんだい!
湖はよく見えなかった。
連日の猛暑で湖水の蒸発が激しく、
大量のガスを発生させている。
三方五湖に天はミカタしなかった。
山頂のカフェ、
「レインボーライン」で一憩。
イタリアのモレッティがあって
小瓶を1本飲んだ。
例によって早めのランチは
敦賀に戻り、日本海さかな街。
強引な客引きが不評だが
実際は大したことなかった。
ネットで書き立てられ、
自重している様子が伺えた。
数十軒が軒を連ねる中、
「かに喰亭 ますよね」に決定。
ズワイせいこ蟹夫婦丼を
品書きに発見したのでネ。
ドライ中瓶とともに通す。
オスのズワイは冷たかったが
メスのせいこは茹で立て。
内子も外子もミソもタップリ。
美味しいが特筆には値しない。
一級品はタグを付けられ、
東京・名古屋・京都・大阪に
旅立ってゆくのだろう。
お次は曹洞宗の大本山、永平寺。
酒気帯び運転ならぬ、
酒気帯び参拝を禁じている。
木造の大建築の中を相当歩いた。
階段も少なくない。
はたして、ご利益はいかに?
続いて一乗谷朝倉氏遺跡。
野っ原にポツンとある遺跡は
唐門しか見るべきものがないが
堀を泳ぐ鯉たちは見もの。
餌をやる観光客がいて
鯉は押し合いへし合い状態。
亀も負けじと参加するものの、
鯉の勢いにひっくり返される。
いやはや亀も大変だ。
鯉は兎と違い、
昼寝してくれないからネ。
小松空港への道すがら。
九頭竜川を渡った。
川辺には鮎釣りの人少なからず。
水景は見る者の目を和ませる。
晩酌は空港内の「味の中石」。
野菜天ぷらときつね用油揚げで
黒ラベル中瓶を飲む。
せっかくのうどん屋につき、
小松肉うどんを食べると
これがなかなかだった。
甘く煮た牛肉入りで
ツルツルのうどんが好もしい。
さァ、このあとは
JAL機に搭乗するだけであります。
「レインボーライン」
福井県三方郡美浜町日向75-2-6
0770-47-1170
「かに喰亭 ますよね」
福井県敦賀市若葉町1-1531
0770-22-3590
「味の中石」
石川県小松市浮柳町ヨ50
小松空港ターミナルビル2F
電話ナシ