2011年7月6日水曜日

第90話 心に残るテレビドラマ

一昨日(7月4日)発売、
「週刊現代 7/16・23合併号」の大特集に着目。
「決定!懐かしのテレビドラマ ベスト100
 本物の家族と本物の刑事(デカ)がいた時代」
と謳われた特集は
”合併号巨弾企画14ページぶち抜き”ときた。

ほお~っ、スゴいですねェ、やりますなァ。
よい企画につき、発行元の講談社には無断で
ちょいとばかり中身を紹介してみよう。
宣伝にもなるハズだから別段おとがめはなかろう。

まずはベスト10といきたいところなれど、
そこまで公表すると売上にも影響するので
ベスト5に抑えることにする。

① 岸辺のアルバム     TBS
② 北の国から          フジ
③ 早春スケッチブック   フジ
④ 夢千代日記         NHK
⑤ 東京ラブストーリー   フジ


学生時代は夜のバイトが多く、
成人してからも海外生活が長かったため、
TVドラマを観る機会には恵まれていない。
①、③、④はまったく観ていないし、
②もごくまれに再放送や特別版に接した程度だ。

⑤だけはニューヨークに居た頃、
日本のビデオショップでまとめて借りてきて
週末一気に観た覚えがある。
トレンディードラマとしては
けしてよいデキとも思えなかったが
主題歌のおかげもあってヒットしたのだろう。

わが身を振り返り、
思いつくままに自分のベスト10を選んでみた。

① 赤穂浪士        NHK
② 事件記者          NHK
③ 若い季節        NHK
④ 男はつらいよ     フジ
⑤ 七人の刑事      TBS
⑥ 三姉妹          NHK
⑦ 古畑任三郎       フジ
⑧ スチャラカ社員     TBS
⑨ 王様のレストラン   フジ
⑩ セールスマン水滸伝 フジ


NHKが目立つのは
両親がチャンネル権を握っていたせいだが
初期の大河ドラマは実に見応えがあった。
重厚な役者のオンパレードだった。
記者クラブでのやり取りは軽妙にして味があり、
子ども心にも強く印象を残してくれた。
あの寅さんは映画になる前、TVだったのだ。
ハブに咬まれて死んじゃったけどなァ。
ホームドラマが1つも入っていないのは
自分が家庭的な人間でないからだろう。

今朝(5日)、一人のバカモンが大臣を辞任した。
あの言い草では辞任の前に更迭が妥当だ。
メディアが伝えるように
”上から目線”なんて甘っちょろいものではない。
他人への思いやりもなければ、品性のかけらすらない。
宮城県知事に待たされてプライドを傷つけられ、
それをとがめるあまり、ご乱心あそばされたのだろうが、
例えあの場をしのいだとしても
化けの皮がはがれるのは時間の問題であったろう。

菅もアホなら龍もアホ、
同じアホならエバらにゃ、ソン、ソン。
ソンと言やあ、菅を持ち上げた孫も見苦しかったなァ。
まっ、被災地の方々にも一般国民にも
韓流ならぬ”菅龍ドラマ”が1週間そこそこで
幕を降ろしたのは慶賀すべきこと。
あとは最大にして最悪のガレキ、
菅を片付けりゃ復興の目途も立とうというものだ。
フン、愚か者どもめ!