22時を回っても若い女性でいっぱいの「FOUGAU」。
彼女たちにとって夜はまだまだ浅いということか―。
ほとんどが女子会の態をようして
気兼ねなく飲んで食べて、おしゃべりに勤 !しんでいる。
明日の仕事なんてクソ食らえ!
とまでは思わずとも I don't care !ではありますな。
さて、われわれ。
みなそれぞれ集結する前に軽食を取ってきた身、
重いモノは受けつけないのでパス。
しかしながら気になる料理はいくつもあった。
例えば、イカと水ダコのソテー・焦がしエシャロットソース。
食材よりもソースに惹かれる。
エシャレットではなく、本物のエシャロット。
よく居酒屋で見掛けるのはエシャレット、
いわゆるラッキョウである。
ラッキョウじゃ売れないし、おしゃれでもないから
業界が勝手に命名した由。
したがってフランスにもベルギーにも
エシャレットは存在しない。
ガリシア豚のロースト・パスティスソース。
パスティスはペルノーやリカールなど、
アニスの香り豊かなリキュールである。
そう言えば、前述した「WIMPY」の同僚・プラシドは
北スペインのガリシアはコルーニャの出身だったな。
カウアイ島海老とモッツァレッラのラヴィオリ、
国産牛ホホ肉のビール煮込み、
USビーフ・ハラミ肉のグリル(200g)、
なかなかに印象的な料理が並んでいる。
<京都 中勢以さんの厳選熟成肉を使って>
そう銘打ったコーナーが設けられ、
二、三紹介すると、
但馬牛100%のメンチカツ
熟成肉の煮込みハンバーグ
熟成豚のカイエット
フム、ふむ、興味深いものがある。
ちなみにカイエットというのは
フォワグラ、ピエ・ド・コション(豚足)、
エピナール(ほうれん草)と一緒に煮込んだ、
フランスの郷土料理であり、家庭料理である。
もともとは牛の第四胃(ギアラ)のことだが
一般的にはハンバーグを指すことが多い。
ユニークな料理の数々にスペインの赤ワイン、
マルケス・デ・リスカルのグラスを傾けながら
近々ウラを返さねば・・・そう思ったことである。
年明けに気の合ったのみともと再訪しよう。
その際にあらためて紹介したい。
このシリーズは本道より脇道ばかり走ってしまって
ごめんネ、ごめんネ。
=おしまい=
「FOUGAU」
東京都文京区春日1-15-9
03-3830-0525
彼女たちにとって夜はまだまだ浅いということか―。
ほとんどが女子会の態をようして
気兼ねなく飲んで食べて、おしゃべりに勤 !しんでいる。
明日の仕事なんてクソ食らえ!
とまでは思わずとも I don't care !ではありますな。
さて、われわれ。
みなそれぞれ集結する前に軽食を取ってきた身、
重いモノは受けつけないのでパス。
しかしながら気になる料理はいくつもあった。
例えば、イカと水ダコのソテー・焦がしエシャロットソース。
食材よりもソースに惹かれる。
エシャレットではなく、本物のエシャロット。
よく居酒屋で見掛けるのはエシャレット、
いわゆるラッキョウである。
ラッキョウじゃ売れないし、おしゃれでもないから
業界が勝手に命名した由。
したがってフランスにもベルギーにも
エシャレットは存在しない。
ガリシア豚のロースト・パスティスソース。
パスティスはペルノーやリカールなど、
アニスの香り豊かなリキュールである。
そう言えば、前述した「WIMPY」の同僚・プラシドは
北スペインのガリシアはコルーニャの出身だったな。
カウアイ島海老とモッツァレッラのラヴィオリ、
国産牛ホホ肉のビール煮込み、
USビーフ・ハラミ肉のグリル(200g)、
なかなかに印象的な料理が並んでいる。
<京都 中勢以さんの厳選熟成肉を使って>
そう銘打ったコーナーが設けられ、
二、三紹介すると、
但馬牛100%のメンチカツ
熟成肉の煮込みハンバーグ
熟成豚のカイエット
フム、ふむ、興味深いものがある。
ちなみにカイエットというのは
フォワグラ、ピエ・ド・コション(豚足)、
エピナール(ほうれん草)と一緒に煮込んだ、
フランスの郷土料理であり、家庭料理である。
もともとは牛の第四胃(ギアラ)のことだが
一般的にはハンバーグを指すことが多い。
ユニークな料理の数々にスペインの赤ワイン、
マルケス・デ・リスカルのグラスを傾けながら
近々ウラを返さねば・・・そう思ったことである。
年明けに気の合ったのみともと再訪しよう。
その際にあらためて紹介したい。
このシリーズは本道より脇道ばかり走ってしまって
ごめんネ、ごめんネ。
=おしまい=
「FOUGAU」
東京都文京区春日1-15-9
03-3830-0525