2016年12月1日木曜日

第1503話 流行り歌においてけぼり (その4)

お待たせしました!
サザン(桑田ソロを含む)のベストテンであります。

① 勝手にシンドバッド
② BLUE~こんな夜には踊れない
③ さよならベイビー
④ 私はピアノ
⑤ メリケン情緒は涙のカラー
⑥ My Foreplay Music
⑦ 匂艶 THE NIGHT CLUB
⑧ MICO
⑨ HOTEL PACIFIC
⑩ 夏をあきらめて
 次点:星降る夜のHARLOT

「勝手にシンドバッド」は
この曲があったからこそ、その後のサザン。
彼らの運命を切り開いた名曲にして迷曲に
リスペクトの思いをこめて第一位に。

「BLUE」は前話で紹介した歌詞に加え、
曲調も洗練されており、完成度が高い。

「さよならベイビー」はニューヨーク赴任時に
行きつけたカラオケ・バーで
一世を風靡していた佳祐、もとい、佳曲。
個人的な想い出が詰まったナンバーなのである。

ここで「メリケン情緒は涙のカラー」とは違った意味で
ユニークな1曲を紹介してみたい。
8位の「MICO」である。

  ♪    Ha! あれは20年前の事
     ミエコという名でデビュー
     ふりしぼるような歌声で
     かなり振る舞いも派手な女(ひと)
     人形の家に住まう前は
     Japanese Diana Ross
     Oh ライ、ライ、ライ、
     shy なライ、ライ、ライ shy なミコ
     I、I、I Love Ya I、I、I Love Ya ミコ
     時の流れに負けるほど
     そんな通り相場の女なんかじゃない
     お前がいなけりゃ俺
     今さら歌などない
     綺麗になって Soul を捨てた
     たしなみばかりが歌じゃない
     もう一度だけ叫んどくれ
     俺のために           ♪
         (作詞:桑田佳祐)

さて、このMICOとはいったい誰でしょう?

=つづく=