オーストラリアン・カフェ「CIBI」をあとにして
2軒目は徒歩2分の距離にある「一寸亭」。
2年ぶりの来訪である。
目の前には小体なタコ焼き屋が
昨夏だったか開業している。
東京の古い町にタコ焼きってのは何だかねェ。
小上がりの小卓に胡坐をかいてリラックス。
先刻飲んだペールエールの小瓶ではとても足りず、
スーパードライの大瓶をお願いした。
相方はビールがなくとも、
実生活にまったく支障を来たさないH谷サン。
いきなり紹興酒をオーダーしている。
突き出しはシナチクの炒め煮だ。
甘じょっぱい味付けはビールにも紹興酒にもピッタリ。
なかなかに気が利いている。
谷中界隈の町中華ではピカイチの「一寸亭」、
こんなところにもその実力がうかがえる。
注文品はちょっとひねってミミガーときゅうりのピリ辛。
そして定番中の定番ともいえるレバニラ炒め。
シナチク同様、ともに酒の合いの手には恰好で
食味のほうも水準をクリアしていた。
紹興酒に切り替え、焼き餃子を追加する。
薄皮タイプは好きだから箸先がスイスイと動く。
餃子か焼売かと問われれば、
本来は焼売派だけれど、
近頃は美味しい焼売にほとんど出会えない。
ってゆうか~、餃子が焼売を駆逐しちまったネ。
早いハナシ、北(満洲)が南(広東)を凌駕したのだ。
滞在時間は1時間に満たなかったろうか、
「一寸亭」を出て
夕焼けだんだんの1本南側に位置する七面坂へ。
3軒目は1ヵ月半ほど前に初見参した「necojitaya」だ。
ここでは前回と同じキャンティをグラスで。
造り手はポリッツァーノである。
チャームは2枚のクラッカー。
それぞれにチーズがチョコンと乗っている。
チェダーとゴルゴンゾーラだ。
H谷サンがベーコンとぶなしめじのアヒージョを注文する。
アヒージョにはバゲットが添えられてきた。
中華のあとはこういった軽いものがよろしい。
とは言え、小食のJ.C.はほとんど手をつけない。
相方は意に介さずパクパクとやっている。
健啖家なんだなァ。
=つづく=
「一寸亭」
東京都台東区谷中3-11-7
03-3823-7990
2軒目は徒歩2分の距離にある「一寸亭」。
2年ぶりの来訪である。
目の前には小体なタコ焼き屋が
昨夏だったか開業している。
東京の古い町にタコ焼きってのは何だかねェ。
小上がりの小卓に胡坐をかいてリラックス。
先刻飲んだペールエールの小瓶ではとても足りず、
スーパードライの大瓶をお願いした。
相方はビールがなくとも、
実生活にまったく支障を来たさないH谷サン。
いきなり紹興酒をオーダーしている。
突き出しはシナチクの炒め煮だ。
甘じょっぱい味付けはビールにも紹興酒にもピッタリ。
なかなかに気が利いている。
谷中界隈の町中華ではピカイチの「一寸亭」、
こんなところにもその実力がうかがえる。
注文品はちょっとひねってミミガーときゅうりのピリ辛。
そして定番中の定番ともいえるレバニラ炒め。
シナチク同様、ともに酒の合いの手には恰好で
食味のほうも水準をクリアしていた。
紹興酒に切り替え、焼き餃子を追加する。
薄皮タイプは好きだから箸先がスイスイと動く。
餃子か焼売かと問われれば、
本来は焼売派だけれど、
近頃は美味しい焼売にほとんど出会えない。
ってゆうか~、餃子が焼売を駆逐しちまったネ。
早いハナシ、北(満洲)が南(広東)を凌駕したのだ。
滞在時間は1時間に満たなかったろうか、
「一寸亭」を出て
夕焼けだんだんの1本南側に位置する七面坂へ。
3軒目は1ヵ月半ほど前に初見参した「necojitaya」だ。
ここでは前回と同じキャンティをグラスで。
造り手はポリッツァーノである。
チャームは2枚のクラッカー。
それぞれにチーズがチョコンと乗っている。
チェダーとゴルゴンゾーラだ。
H谷サンがベーコンとぶなしめじのアヒージョを注文する。
アヒージョにはバゲットが添えられてきた。
中華のあとはこういった軽いものがよろしい。
とは言え、小食のJ.C.はほとんど手をつけない。
相方は意に介さずパクパクとやっている。
健啖家なんだなァ。
=つづく=
「一寸亭」
東京都台東区谷中3-11-7
03-3823-7990