2026年10月2日金曜日

第4192話 呉冷麺と広島中華そば

今回の神保町シアター特集、
女優魂は2本だけ観た。
その際の昼めしは同じ店で取った。
「呉冷麺 呉門」は
開業数カ月ほどじゃなかろうか?
以前、博多ラーメンの店が
あった場所に出来た。

鰻の寝床とまでは云わないが
細い店内の奥に厨房。
手前のカウンター2本は
どちらも壁に向き合うタイプで
真ん中が通路の造作。
壁に向かって食事をするのは
ハッキリ云って嫌いだけれど
引き返すわけにもいくまい。

サブタイトル通りに
冷麺&中華そば専門店の品書きは
ほとんど二者択一。
他にはそれぞれワンタン入りと
追注用だろうか?
値段半額のまぜそばがある程度。

初回は呉冷麺とドライ中瓶をー。
浅く平たい皿に盛られて登場。
麺は中太平打ちほぼ真っ直ぐ。
パスタのリングイニみたいだ。

具材はチャーシュー2枚、
千切り胡瓜、小海老2尾、
茹で半玉である。
チャーシューは煮豚。
小海老は酢で〆てあった。

たれは甘酸っぱいが
冷やし中華のそれとは
ずいぶん趣きを異にして
たれというよりスープだネ。
チキンの出汁がよく効いている。
かと云って韓式冷麺とも違う。
わりかし気に染まった。

2回目は広島中華そば。
前回の麺が多めだったため、
半分でお願いした。
こちらは中細のやや縮れ麺。
スープは濁っているというより、
半透明である。
チャーシューは炙り煮豚2枚。
あとはゆでもやしと青小ねぎ。

スープに奥行きがあって
味わいはなかなか。
これまた好きなタイプの
ラーメンだった。
三鷹の熊本ラーメンも好いが
神田の広島ラーメンも当たり。

すぐにではないにせよ、
次回はワンタン入り冷麺を
いただくつもり。
隣りの「排骨担々 五ノ井」も
試してみたいが見た目がキツく
タイプではないため、
二の足を踏まざるを得ませんネ。

「呉冷麺 呉門 神田神保町店」
 東京都千代田区神田猿楽町1-3-6
 050-5597-6836

2026年10月1日木曜日

第4191話 3ヶ月ぶり 神保町シアター

特集の内容が気に染まず、
ご無沙汰していたシアターに
3ヶ月ぶりの出没。
現在、上映中のシリーズは
女優魂
ー忘れられない「この1本」ー

12人の女優の主演作を
1本づつ上映する。
その顔ぶれはかくの如し。
同じ女優が脇に回る作品もあった。

◎市原悦子・〇芦川いづみ・
〇江波杏子・烏丸せつこ・
炎加世子・中川安奈
久我美子・◎桑野みゆき
池内淳子・〇若尾文子
中川梨絵・太地喜和子
〇印は好きな女優
◎印は大好きな女優

まず観たのが
「太陽の墓場」(1960)
 監督:大島渚
 出演:炎加世子・佐々木功
炎加世子のデビュー作である。
松竹ヌーヴェルヴァーグの
申し子と、もてはやされたが
そこまでとは思えない。

アニソンの帝王・ささきいさお。
実質上のデビュー作でもあって
彼の印象は強烈。
これほどの役者とは知らなんだ。

J.C.的には支離滅裂感が肌に合わず、
好みの作品ではない。
翻って同じ大島渚による同年発表、
「青春残酷物語」は大好き。
ヒロインの桑野みゆきには
心底魅了され、大好きな女優にー。

お次は
「日本脱出」(1964)
 監督:吉田喜重
 出演:桑野みゆき・鈴木やすし
大島渚、篠田正浩と並ぶ、
松竹ヌーヴェルヴァーグの旗手、
吉田喜重の作品ながら
あまりピンと来ない。

鈴木やすしを主役に抜擢したが
どこか空回りしてしまった。
独り桑野みゆきの熱演ぶりが
どうにも痛ましい。

てなこって今回の特集は
2本で切り上げることにした。
残る作品の中でおすすめは
川島雄三監督、若尾文子主演、
「女は二度生まれる」かな?

10日からは
80年代 ノスタルジアⅢ が
スタートして
薬師丸ひろ子、アン・ルイス、
沢口靖子、小泉今日子、伊藤蘭、
岡田奈々、南果歩、安田成美
などが続々登場するけれど
J.C.にはちょいと新し過ぎて
あまり食指が動かない。

それでも富田靖子は好きだから
太田圭監督「ほんの5g」だけは
観に行くつもりでいます。