一昨日の日曜日に続いて昨日の月曜日も墨堤を歩いた。
別に桜が恋しくて連日訪れているわけではない。
咲いてもいない花を求めて通うほどヒマではない。
実は隔週刊誌「東京ウォーカー」の依頼で1日1軒、3日で3軒、
スカイツリーにまつわる珍メニューを食べ歩いているのだ。
億劫だったが、いいでしょうと引き受けたからには
責任をキチンと果たす義務がある。
ただし、最初の1軒を訪れてすぐさま後悔した。
目の前に現れた一鉢のどんぶりにわが目を疑ったのである。
そいつは想像を絶する代物であった。
リポートは「東京ウォーカー」の次号にゆずるとして
詳細は雑誌の発売後、
当ブログでお伝えする機会もあるだろう。
昨日はミッションのランチを食べたあと、
押上・業平を徘徊し、吾妻橋を西に渡って隅田公園へ。
心なしか桜の蕾のふくらみは前日より大きくなった気がする。
とは言え、1日や2日で花開くとも思えない。
満開の花を愛でるにはやはり週末を待つことになろう。
いずれにしろ花見には秒読みの段階に入ったことは確かだ。
満開だけが桜ではないしネ。
咲かぬ桜を眺めていても始まらない。
キラキラ輝く隅田川に目を転ずると、
水面をかすめてかもめが群れ翔んでいる。
くちばしと脚の黄色いのがカモメ、赤いのはユリカモメ。
日本列島の水ぬるむ頃、連中は南の空から帰って来る。
陽光うららかな好日に先週末の嵐が嘘のようだ。
結局、この日はお花見ならぬお鳥見で心いやされ大満足。
せっかくの好天だもの、なおも散歩を続けた。
駒形から蔵前、御徒町から湯島へと・・・。
こうして不忍池のほとりまでやって来た。
ちょっと見て墨堤より開花が早いナと思ったのは早とちり。
咲いているのは紅色深いヤエザクラでソメイヨシノではない。
桜餅の葉っぱに使われるオオシマザクラの蕾もほころんでいた。
ソメイヨシノは花が散ってから葉が芽吹くが
オオシマザクラは花と葉がシンクロナイズしている。
手入れの行き届いた蓮池では
そろそろ北へ帰るキンクロハジロが岸辺をうろちょろしている。
マガモ・オナガガモの姿はすでにない。
珍しいバンが1羽、水草をついばんでいた。
平日にもかかわらずボート池には多くのボートが浮かんでいる。
そうだった、世の中は春休み真っ最中なのだねェ。
どこからかチンチョウゲの香りが漂ってくる。
今年のかぎ初めは例年よりずいぶん遅かった。
1ヶ月近く遅れたのではなかろうか。
チンチョウゲの香りをかぎつつ、ソメイヨシノの花を愛でる、
こんな経験は人生初めてのことである。
別に桜が恋しくて連日訪れているわけではない。
咲いてもいない花を求めて通うほどヒマではない。
実は隔週刊誌「東京ウォーカー」の依頼で1日1軒、3日で3軒、
スカイツリーにまつわる珍メニューを食べ歩いているのだ。
億劫だったが、いいでしょうと引き受けたからには
責任をキチンと果たす義務がある。
ただし、最初の1軒を訪れてすぐさま後悔した。
目の前に現れた一鉢のどんぶりにわが目を疑ったのである。
そいつは想像を絶する代物であった。
リポートは「東京ウォーカー」の次号にゆずるとして
詳細は雑誌の発売後、
当ブログでお伝えする機会もあるだろう。
昨日はミッションのランチを食べたあと、
押上・業平を徘徊し、吾妻橋を西に渡って隅田公園へ。
心なしか桜の蕾のふくらみは前日より大きくなった気がする。
とは言え、1日や2日で花開くとも思えない。
満開の花を愛でるにはやはり週末を待つことになろう。
いずれにしろ花見には秒読みの段階に入ったことは確かだ。
満開だけが桜ではないしネ。
咲かぬ桜を眺めていても始まらない。
キラキラ輝く隅田川に目を転ずると、
水面をかすめてかもめが群れ翔んでいる。
くちばしと脚の黄色いのがカモメ、赤いのはユリカモメ。
日本列島の水ぬるむ頃、連中は南の空から帰って来る。
陽光うららかな好日に先週末の嵐が嘘のようだ。
結局、この日はお花見ならぬお鳥見で心いやされ大満足。
せっかくの好天だもの、なおも散歩を続けた。
駒形から蔵前、御徒町から湯島へと・・・。
こうして不忍池のほとりまでやって来た。
ちょっと見て墨堤より開花が早いナと思ったのは早とちり。
咲いているのは紅色深いヤエザクラでソメイヨシノではない。
桜餅の葉っぱに使われるオオシマザクラの蕾もほころんでいた。
ソメイヨシノは花が散ってから葉が芽吹くが
オオシマザクラは花と葉がシンクロナイズしている。
手入れの行き届いた蓮池では
そろそろ北へ帰るキンクロハジロが岸辺をうろちょろしている。
マガモ・オナガガモの姿はすでにない。
珍しいバンが1羽、水草をついばんでいた。
平日にもかかわらずボート池には多くのボートが浮かんでいる。
そうだった、世の中は春休み真っ最中なのだねェ。
どこからかチンチョウゲの香りが漂ってくる。
今年のかぎ初めは例年よりずいぶん遅かった。
1ヶ月近く遅れたのではなかろうか。
チンチョウゲの香りをかぎつつ、ソメイヨシノの花を愛でる、
こんな経験は人生初めてのことである。