ナガスクジラの赤身がおよそ250グラム。
まずは薄めに包丁を入れてカルパッチョ仕立てだ。
まずは薄めに包丁を入れてカルパッチョ仕立てだ。
ニンニクのスライスを添えるて
ヒマに任せて撮影上、
ニンニクをまんべんなく散らせてみたものの、
実際はいったんニンニクにどいてもらったりしながら
いろいろヴァりエーションをつけて味わった。
カルパッチョとなると、第一感は牛肉だが
食味の似ているのは馬肉だ。
カルパッチョとなると、第一感は牛肉だが
食味の似ているのは馬肉だ。
本わさび、根しょうがは生醤油とともに。
ポン酢の場合は大根おろし&きざみ長ねぎがパターンA。
新玉ねぎのスライス&大葉の繊切りがパターンB。
ホースラディッシュには岩塩。
バルミジャーノ・レッジャーノは
ヴァージン・オリーブオイルといった塩梅である。
肝心かなめのニンニクは生醤油の助けを借りるが
胡麻油、もしくはオリーブ油もまたよし。
オイル系には日本の醤油よりフランスの岩塩がまさった。
合わせる酒もビール、日本酒、赤ワイン、
はてはマール、ダークラムと多種多彩。
予想した通り、楽しい一夜と相成った。
イヌイットさながらにひとしきり生肉を堪能したあと、
半分弱残しておいた鯨肉を
半分弱残しておいた鯨肉を
南蛮風のガーリックステーキにしてみると、
これもなかなかだったが生には及ばない。
小学校の給食でなじんだ竜田揚げがチラリ脳裏をよぎったが
こんな良質のクジラにはもったいない気がして忘れた。
小学校の給食でなじんだ竜田揚げがチラリ脳裏をよぎったが
こんな良質のクジラにはもったいない気がして忘れた。
後日、再び「吉池」で見掛けて即購入。
もちろんアイスランドの村娘、もとい、長須鯨である。
もちろんアイスランドの村娘、もとい、長須鯨である。
部位の違いからか色合いがずいぶん異なっていた。
何せ体長20メートルもある巨大な鯨だから
あっちゃとこっちゃじゃ違うのも当り前。
ちょっと見はまぐろの中落ちみたいだ。
何せ体長20メートルもある巨大な鯨だから
あっちゃとこっちゃじゃ違うのも当り前。
ちょっと見はまぐろの中落ちみたいだ。
赤 い色がより鮮烈
先日のが肉っぽい深紅とすれば、
此度は魚っぽい真紅だネ。
前回はいろいろ試したけれど、手が掛かるため、
今回は本わさびとアイオリ(ガーリックマヨネーズ)の2種のみ。
むろんどちらも Very good!
味をしめるとはまさにこのことで
以来、ナガスクジラとランデヴーに及ぶことたびたび。
しかしながらモノがモノだけに
安定的な供給は難しいのではなかろうか。
或る日突然、消えてしまわれそうな不安感がつきまとう。
願わくば、チリのサーモントラウト、
ニュージーランドのラムみたいに定着してほしい。
そう思うほどに素晴らしかった。
=おしまい=
しかしながらモノがモノだけに
安定的な供給は難しいのではなかろうか。
或る日突然、消えてしまわれそうな不安感がつきまとう。
願わくば、チリのサーモントラウト、
ニュージーランドのラムみたいに定着してほしい。
そう思うほどに素晴らしかった。
=おしまい=