串からはずして箸で食うか、
串に打たれた鳥肉を前歯で引きちぎって食うか―。
サッカーに例えると
間接フリーキックと直接フリーキックの違いみたいなもんだ。
はるかむか~し、ステーキを一切れづつナイフで切るか、
あらかじめまとめて小口に切ってしまうか―。
はたしてどちらが正しいのか?
そんな論議を想起させられた。
まっ、ステーキの場合、
ハナからの全部切りには賛同しかねる。
肉汁がみんな流れちゃうからネ。
それに比べりゃ焼き鳥の串はずしはナンボかマシだろう。
夜更けの2軒目として焼き鳥屋に入店すると、
何本かまとめていろんな部位を注文しますわな。
大皿で運ばれた数本の串を迎えて
だいたいの場合は世話好きの女性が
せっせせっせとバラかしに励んでくれる。
彼女の行為はべつに迷惑でも何でもない。
そうでもしなきゃ、ある者はレバーばっかり丸一本。
またある者は徹頭徹尾、つくねということになろう。
串からはずされたら悲しいと嘆く店主でさえ、
まとめて注文されたら、まとめて大皿に盛り込むハズ。
J.C.に言わせりゃ、焼き鳥は盛合せたらそれまでで
はずす、はずさないは大した問題ではなくなる。
本当に美味しく食べてもらいたいのなら
盛合せはありえない。
1本づつ、せめて2本づつ、
少な目に丁寧に焼きましょうや。
それにもう一つ、串ぬき容認の理由がある。
焼き鳥はおおむね塩かタレかの二者択一。
塩ならよくともタレのケースは
串からはずさぬとタレをからめにくい。
はたしてそこまで考慮に及ぶ焼き鳥店が
都内に何軒あるだろうか?
なんだかんだと書き綴っていたら
旨い焼き鳥が食べたくなった。
よって今週末、
ノスタルジックな小路にある店の予約を済ませた。
数ある焼き鳥の部位のうち、もっとも好きなのは背肝。
この店の背肝が旨いんだよなァ。
訪問後、ご報告に及びましょうゾ。
串に打たれた鳥肉を前歯で引きちぎって食うか―。
サッカーに例えると
間接フリーキックと直接フリーキックの違いみたいなもんだ。
はるかむか~し、ステーキを一切れづつナイフで切るか、
あらかじめまとめて小口に切ってしまうか―。
はたしてどちらが正しいのか?
そんな論議を想起させられた。
まっ、ステーキの場合、
ハナからの全部切りには賛同しかねる。
肉汁がみんな流れちゃうからネ。
それに比べりゃ焼き鳥の串はずしはナンボかマシだろう。
夜更けの2軒目として焼き鳥屋に入店すると、
何本かまとめていろんな部位を注文しますわな。
大皿で運ばれた数本の串を迎えて
だいたいの場合は世話好きの女性が
せっせせっせとバラかしに励んでくれる。
彼女の行為はべつに迷惑でも何でもない。
そうでもしなきゃ、ある者はレバーばっかり丸一本。
またある者は徹頭徹尾、つくねということになろう。
串からはずされたら悲しいと嘆く店主でさえ、
まとめて注文されたら、まとめて大皿に盛り込むハズ。
J.C.に言わせりゃ、焼き鳥は盛合せたらそれまでで
はずす、はずさないは大した問題ではなくなる。
本当に美味しく食べてもらいたいのなら
盛合せはありえない。
1本づつ、せめて2本づつ、
少な目に丁寧に焼きましょうや。
それにもう一つ、串ぬき容認の理由がある。
焼き鳥はおおむね塩かタレかの二者択一。
塩ならよくともタレのケースは
串からはずさぬとタレをからめにくい。
はたしてそこまで考慮に及ぶ焼き鳥店が
都内に何軒あるだろうか?
なんだかんだと書き綴っていたら
旨い焼き鳥が食べたくなった。
よって今週末、
ノスタルジックな小路にある店の予約を済ませた。
数ある焼き鳥の部位のうち、もっとも好きなのは背肝。
この店の背肝が旨いんだよなァ。
訪問後、ご報告に及びましょうゾ。