♪ 砂山の砂を
指で掘ってたら
まっかに錆びた
ジャックナイフが 出てきたよ
どこのどいつが 埋めたか
胸にじんとくる
小島の秋だ
薄情な女(やつ)を
思い切ろうと
ここまで来たか
男泣きした マドロスが
恋のなきがら 埋めたか
そんな気がする
小島の磯だ
海鳴りはしても
何も言わない
まっかに錆びた
ジャックナイフが いとしいよ
俺もここまで 泣きに来た
同じおもいの
旅路の果てだ ♪
(作詞:萩原四朗)
そう、裕次郎初期の主演映画、
「錆びたナイフ」の主題歌である。
リリースされたのは1957年6月。
翌年3月には映画化されている。
作詞の萩原四朗は敬愛する石川啄木の詩、
「一握の砂」をモチーフにこの詞を書き上げた。
いたく錆びしピストル出でぬ
砂山の
砂を指もて堀りてありしに
コレですネ。
さて、「錆びたナイフ」の映画のほうである。
石原裕次郎・小林旭・宍戸錠。
日活ダイヤモンドラインを形成するスターが
3人揃って競演した唯一の作品なのだ。
舞台は西日本の一地方都市に設定されているが
J.C.の見た限りでは福岡県・博多市だと思われる。
モノクロの画面が美しい。
のちに石原夫人となりしヒロインの北原三枝も美しい。
=つづく=
指で掘ってたら
まっかに錆びた
ジャックナイフが 出てきたよ
どこのどいつが 埋めたか
胸にじんとくる
小島の秋だ
薄情な女(やつ)を
思い切ろうと
ここまで来たか
男泣きした マドロスが
恋のなきがら 埋めたか
そんな気がする
小島の磯だ
海鳴りはしても
何も言わない
まっかに錆びた
ジャックナイフが いとしいよ
俺もここまで 泣きに来た
同じおもいの
旅路の果てだ ♪
(作詞:萩原四朗)
そう、裕次郎初期の主演映画、
「錆びたナイフ」の主題歌である。
リリースされたのは1957年6月。
翌年3月には映画化されている。
作詞の萩原四朗は敬愛する石川啄木の詩、
「一握の砂」をモチーフにこの詞を書き上げた。
いたく錆びしピストル出でぬ
砂山の
砂を指もて堀りてありしに
コレですネ。
さて、「錆びたナイフ」の映画のほうである。
石原裕次郎・小林旭・宍戸錠。
日活ダイヤモンドラインを形成するスターが
3人揃って競演した唯一の作品なのだ。
舞台は西日本の一地方都市に設定されているが
J.C.の見た限りでは福岡県・博多市だと思われる。
モノクロの画面が美しい。
のちに石原夫人となりしヒロインの北原三枝も美しい。
=つづく=