そんなこってラーメンは好きなのだが
ここ数年、あまり食べなくなった。
理由は二つ。
まず昔ながらの昭和の町中華が激減していること。
餃子か野菜炒めでビールを飲み、中華そばで締める。
こんな芸当のできる店はほとんどない。
二つめはラーメンと酒、これがどうもシックリこない。
ハッキリ言って、ラーメンは酒の友に不向きなのだ。
ドンブリを前にしてチンタラ飲んでいたら
麺はノビるし、スープは冷める。
そうしてはならじとドンブリに挑むと
今度はせわしなくて仕方がない。
やはりラーメンは飲んだあとにススるものらしい。
では、どうするか?
ここで頼りになるのが焼きそばだ。
ビールやホッピーや酎ハイのつまみにピッタリだし、
加えて同時に昼めしもちゃあんと取れる。
まったくもって一石二鳥の一人二役ではないか―。
ただし、焼きそばったってペヤングや UFO じゃありやせんぜ。
まあ、あれでもいいんだけど、ちとサビしい。
独り暮らしの若者ならいざしらず、
中高年が湯を沸かし、湯切りして、
ソースをからめる一連のプロセスは
サビしさを通り越してワビしさを感じさせる。
できれば避けておきましょう。
さて、世間一般でいう焼きそばは大きく分けて4種類。
① 炒めた焼きそば(上海風)
② 柔らかいあんかけ焼きそば(広東風)
③ 硬いあんかけ焼きそば(広東風亜流)
④ ソース焼きそば(日本流)
いずれをとっても一人二役をきちんとこなしてくれるのだ。
好みを基準にあえて順位をつけるとすれば、
②→①→④→③ ということになろうか―。
② のあんかけに関しては
シンプルに豚肉&もやしだけでもいいし、
什錦炒麺と呼ばれる五目もまたよし。
海老を主役に据えた蝦仁炒麺はさらにけっこう。
ラーメンより好きですネ。
そんな観点から焼きそばに似た、ある一皿が大好物。
それは何かというと、長崎名物・皿うどんである。
食べ出しは麺パリパリ、中盤ほどよくアタマと麺がからみ、
仕舞いにゃ両者なじんで一体化。
この三段活用が食べ手をけっして飽きさせない。
皿うどんは首都圏でももっと愛されてしかるべき。
そう思うんだがなァ。
ここ数年、あまり食べなくなった。
理由は二つ。
まず昔ながらの昭和の町中華が激減していること。
餃子か野菜炒めでビールを飲み、中華そばで締める。
こんな芸当のできる店はほとんどない。
二つめはラーメンと酒、これがどうもシックリこない。
ハッキリ言って、ラーメンは酒の友に不向きなのだ。
ドンブリを前にしてチンタラ飲んでいたら
麺はノビるし、スープは冷める。
そうしてはならじとドンブリに挑むと
今度はせわしなくて仕方がない。
やはりラーメンは飲んだあとにススるものらしい。
では、どうするか?
ここで頼りになるのが焼きそばだ。
ビールやホッピーや酎ハイのつまみにピッタリだし、
加えて同時に昼めしもちゃあんと取れる。
まったくもって一石二鳥の一人二役ではないか―。
ただし、焼きそばったってペヤングや UFO じゃありやせんぜ。
まあ、あれでもいいんだけど、ちとサビしい。
独り暮らしの若者ならいざしらず、
中高年が湯を沸かし、湯切りして、
ソースをからめる一連のプロセスは
サビしさを通り越してワビしさを感じさせる。
できれば避けておきましょう。
さて、世間一般でいう焼きそばは大きく分けて4種類。
① 炒めた焼きそば(上海風)
② 柔らかいあんかけ焼きそば(広東風)
③ 硬いあんかけ焼きそば(広東風亜流)
④ ソース焼きそば(日本流)
いずれをとっても一人二役をきちんとこなしてくれるのだ。
好みを基準にあえて順位をつけるとすれば、
②→①→④→③ ということになろうか―。
② のあんかけに関しては
シンプルに豚肉&もやしだけでもいいし、
什錦炒麺と呼ばれる五目もまたよし。
海老を主役に据えた蝦仁炒麺はさらにけっこう。
ラーメンより好きですネ。
そんな観点から焼きそばに似た、ある一皿が大好物。
それは何かというと、長崎名物・皿うどんである。
食べ出しは麺パリパリ、中盤ほどよくアタマと麺がからみ、
仕舞いにゃ両者なじんで一体化。
この三段活用が食べ手をけっして飽きさせない。
皿うどんは首都圏でももっと愛されてしかるべき。
そう思うんだがなァ。