もう二度とふれないと言いながら
またもや「三州屋 神田駅前店」。
いえ、これにはワケがあって
先述したが当夜は相方とJR神田駅での待合せ。
駅へ歩く途中、「三州屋」の脇を抜けたものの、
店先に立たなかったがため、
翌週閉店の貼り紙に気づかなかったワケであります。
さて、その夜。
目当ての店にフラれたわれわれは
日本の大衆酒場の代わりにフランスのブラッスリーを択んだ。
ブラッスリーとは何ぞや?
カフェ、ビストロ、レストランのように
飲食店の一業態を表すのがブラッスリーである。
J.C.的にはビストロからはワインの香り、
ブラッスリーからはビールの匂いを嗅ぎとっている。
もちろん、今となってはビール第一主義者となった身、
ブラッスリーは大好きだ。
しばらく訪れていないがパリに着いたら
真っ先にブラッスリーへ足を向けていた。
やって来たのはJR神田駅南口から日銀通りを進み、
すぐに左折した裏路地。
学生時代に世話になった酒場は「清龍 池袋店」だが
その神田店のある筋である。
しかし今宵は「清龍」の前を素通りして
「ブラッスリー・ザン」に入店。
まだ宵の口だというのに相当の繁盛ぶりだ。
カウンターの片隅に肩を寄せ合い、
ってゆうか~、椅子と椅子の間隔が狭いから致し方ない。
これをセクハラと言われたらやりきれんぜヨ。
だから満員電車に乗るのがイヤなんだ。
まっ、それはそれとして、このブラッスリー。
ビールの品揃えがあまりにお粗末。
プレモルにヴァイス(白ビール)、
そしてこれもサントリーのアルト。
もともとパリのブラッスリーは
アルザス・ロレーヌ地方から移住してきた人々が
ビール好きなドイツ系住民のために開いたのが始まり。
ヴァイスはともかくもプレモルやアルトが
ドイツ人の口に合うワケがないヨ。
文句を言ってても始まらないから
比較的好みに合うアルトを所望した。
相方はグラスの泡を選択。
ボードのメニューを眺めながら互いの近況を語り合う。
そのあいだにも香ばしいプーレ・ロティの匂いが
鼻腔をくすぐっていた。
そう、ここはプーレ・ロティの専門店であります。
=つづく=
またもや「三州屋 神田駅前店」。
いえ、これにはワケがあって
先述したが当夜は相方とJR神田駅での待合せ。
駅へ歩く途中、「三州屋」の脇を抜けたものの、
店先に立たなかったがため、
翌週閉店の貼り紙に気づかなかったワケであります。
さて、その夜。
目当ての店にフラれたわれわれは
日本の大衆酒場の代わりにフランスのブラッスリーを択んだ。
ブラッスリーとは何ぞや?
カフェ、ビストロ、レストランのように
飲食店の一業態を表すのがブラッスリーである。
J.C.的にはビストロからはワインの香り、
ブラッスリーからはビールの匂いを嗅ぎとっている。
もちろん、今となってはビール第一主義者となった身、
ブラッスリーは大好きだ。
しばらく訪れていないがパリに着いたら
真っ先にブラッスリーへ足を向けていた。
やって来たのはJR神田駅南口から日銀通りを進み、
すぐに左折した裏路地。
学生時代に世話になった酒場は「清龍 池袋店」だが
その神田店のある筋である。
しかし今宵は「清龍」の前を素通りして
「ブラッスリー・ザン」に入店。
まだ宵の口だというのに相当の繁盛ぶりだ。
カウンターの片隅に肩を寄せ合い、
ってゆうか~、椅子と椅子の間隔が狭いから致し方ない。
これをセクハラと言われたらやりきれんぜヨ。
だから満員電車に乗るのがイヤなんだ。
まっ、それはそれとして、このブラッスリー。
ビールの品揃えがあまりにお粗末。
プレモルにヴァイス(白ビール)、
そしてこれもサントリーのアルト。
もともとパリのブラッスリーは
アルザス・ロレーヌ地方から移住してきた人々が
ビール好きなドイツ系住民のために開いたのが始まり。
ヴァイスはともかくもプレモルやアルトが
ドイツ人の口に合うワケがないヨ。
文句を言ってても始まらないから
比較的好みに合うアルトを所望した。
相方はグラスの泡を選択。
ボードのメニューを眺めながら互いの近況を語り合う。
そのあいだにも香ばしいプーレ・ロティの匂いが
鼻腔をくすぐっていた。
そう、ここはプーレ・ロティの専門店であります。
=つづく=