文京区・千駄木の「とくじろう」にて
牛すじカレーをいただいたあと、
台東区・谷中との境界線上、へび道を歩いていた。
へび道だからクネクネである。
だいじょぶ、だいじょぶ。
ここではあえて渡辺真知子サンに登場は願わない。
出会ったのは「ルベーグ」というパン屋さん。
というよりベーグル専門店である。
カレー屋「とくじろう」も昨年の開店だが
こちらも昨年、しかも6月だからちょうど一周年。
何でも奈良県からやって来たそうな。
遠路はるばる、ご苦労さん!
ベーグルは好きではない、むしろ嫌いである。
質感があり過ぎて一噛みすると、
いつまでも口内にとどまってるのがイヤなのだ。
ベーグルの本場、ニューヨークに10年以上も棲んで
口にしたのはホンの数回に過ぎない。
ところが世の中よくしたもので
ベーグルの弟分に当たるビアリーは大好きだ。
日本人女性の中にはパンフリークが少なくないが
ビアリーをご存じの方はほとんどいまい。
小麦粉その他をこねて発酵させたあと、
熱湯でゆで、発酵を止めて焼き上げるのがベーグル。
一方のビアリーは”ゆで”の過程を省いている。
モチモチ感が抑制されており、食べやすい。
往時、ウォール街のオフィスに出勤すると、
最初に掛ける電話は近くのデリカテッセン。
朝食のデリヴァリーを頼むのだ。
毎朝、ほとんど変わらぬオーダーはかくの如し。
フライド・ボローニー w/ライトバター(バター少なめ)
ソフトボイルド・エッグ(3ミニッツ)
パイナップル・ジュース(缶)
トーステッド・ビアリー or イングリッシュマフィン
w/ライトバター
ボローニーというのはボローニャ・ソーセージで
ぶっといヤツの薄いスライス。
ビアリーとイングリッシュマフィンは
それぞれ200回以上は食べてるネ。
「ルベーグ」で足がとまったのは
店頭の貼り紙に”桜海老のビアリー”を発見したから。
東京で初めて出会った懐かしきビアリー。
昔の恋人に遭遇した想いがした。
さっそく購入して翌朝食べると、どこか違うんだよなァ。
あちらでもオニオンやケシの実をトッピングするけれど、
しょっちゅう食べてたのはプレーンなヤツ。
それでもベーグルよりは断然ビアリーが好きだ。
肌を重ねた過去は
そう簡単に払拭できないものがあるんだネ。
「ルベーグ」
東京都台東区谷中2-5-13
03-6874-2538
牛すじカレーをいただいたあと、
台東区・谷中との境界線上、へび道を歩いていた。
へび道だからクネクネである。
だいじょぶ、だいじょぶ。
ここではあえて渡辺真知子サンに登場は願わない。
出会ったのは「ルベーグ」というパン屋さん。
というよりベーグル専門店である。
カレー屋「とくじろう」も昨年の開店だが
こちらも昨年、しかも6月だからちょうど一周年。
何でも奈良県からやって来たそうな。
遠路はるばる、ご苦労さん!
ベーグルは好きではない、むしろ嫌いである。
質感があり過ぎて一噛みすると、
いつまでも口内にとどまってるのがイヤなのだ。
ベーグルの本場、ニューヨークに10年以上も棲んで
口にしたのはホンの数回に過ぎない。
ところが世の中よくしたもので
ベーグルの弟分に当たるビアリーは大好きだ。
日本人女性の中にはパンフリークが少なくないが
ビアリーをご存じの方はほとんどいまい。
小麦粉その他をこねて発酵させたあと、
熱湯でゆで、発酵を止めて焼き上げるのがベーグル。
一方のビアリーは”ゆで”の過程を省いている。
モチモチ感が抑制されており、食べやすい。
往時、ウォール街のオフィスに出勤すると、
最初に掛ける電話は近くのデリカテッセン。
朝食のデリヴァリーを頼むのだ。
毎朝、ほとんど変わらぬオーダーはかくの如し。
フライド・ボローニー w/ライトバター(バター少なめ)
ソフトボイルド・エッグ(3ミニッツ)
パイナップル・ジュース(缶)
トーステッド・ビアリー or イングリッシュマフィン
w/ライトバター
ボローニーというのはボローニャ・ソーセージで
ぶっといヤツの薄いスライス。
ビアリーとイングリッシュマフィンは
それぞれ200回以上は食べてるネ。
「ルベーグ」で足がとまったのは
店頭の貼り紙に”桜海老のビアリー”を発見したから。
東京で初めて出会った懐かしきビアリー。
昔の恋人に遭遇した想いがした。
さっそく購入して翌朝食べると、どこか違うんだよなァ。
あちらでもオニオンやケシの実をトッピングするけれど、
しょっちゅう食べてたのはプレーンなヤツ。
それでもベーグルよりは断然ビアリーが好きだ。
肌を重ねた過去は
そう簡単に払拭できないものがあるんだネ。
「ルベーグ」
東京都台東区谷中2-5-13
03-6874-2538