2018年7月2日月曜日

第1905話 西野監督を見直した! (その1)

ただ今、6月30日土曜日の午前10時。
朝食を食べ終えたところである。
献立は

イングリッシュマフィン・トーストw/ベーコン
フレッシュライム・ジュースw/ソーダ
ミルクティー

マフィンとライムジュースは
マイ・ブレックファーストの定番。
ミントを切らしていたため、ミルクティーにした。
この場合、ミルクはあくまでも牛乳。
クリームでは紅茶が生臭くなっていけない。

そんなことはどうでもよく、今朝の話題は西野ジャパン。
対コロンビアにおける幸運。
対セネガルの奮闘。
そして対ポーランドの駆け引きである。

にわか解説者が列島を埋め尽くしている。
もっぱら争点はポーランド戦のラスト10分で
賛否両論が梅雨明けの空に渦巻いている。
”賛”か”否”か?
J.C.はもろ手を挙げて称賛する。

って言うかァ~、アレはサッカー界の常識でしょ。
 サムライらしくない。
 退屈にダラダラ流れる時間。
 正々堂々と戦うべき。
 スポーツマンシップに反する。
み~んな、サッカーを
とりわけW杯を知らない輩の世迷言。
ただ、ボール回しが稚拙で露骨に過ぎた。
とかく決定力不足を指摘される日本は
演技力不足でもあった。

ハリルホジッチ亡きあとを継いだ新監督は
結果を出せない2試合を経て
W杯出場を逃したパラグアイにどうにか勝ったが
J.C.はその戦いぶりもさることながら
会見における彼の言動に大きな焦燥感を抱いていた。

兵を率いる一軍の将として
覇気に欠けるというか、頼りないというか、
どこかお通夜のお悔やみを聞いてるみたいだった。
それが此度はオトコ気を見せたネ。
よくぞ腹をくくってくれましたネ。

このままズルズル敗戦を認めるのか?
セネガルが1点取ったらどうすんだ!
そんなことは百も承知。
同時進行2試合の戦況と残り時間を考慮して
はじき出したより高い確率に賭けたのだ。

失敗すれば超A級戦犯として全責任を背負わされる。
切腹どころか打ち首が待っている。
はたしてこんな一世一代の大博奕を打った監督が
過去の日本にただの一人もいたろうか?

=つづく=