2020年8月12日水曜日

第2457話 こち亀タウンでオッパイを

こち亀タウン・亀有へ。
狙いは居酒屋「ハッピー」だったが、あいにくの定休日。
「やきとん よし田」に切り替えた。
週末は15時から飲めると聞いて
15時過ぎに仕掛けると開店時間は16時に変更されていた。

何だよぉ、どうすんだよぉ、
商店街をほっつき歩くのが好きだからまだいいけど、
徒歩はマックス5分なんて向きは
タイム・キリングに苦労するだろうな。

そうして戻った1時間後。
夫婦かどうかは判らぬが店主と女将サンとしておこうか―。
女将が注いでくれた黒ラベルの中ジョッキ。
あれ、あれ、いくらなんでも泡が多いヨ。
内容量は他店の小ジョッキくらい。
いや、量はともかく大量の泡は厄介だ。

看板に”やきとん”を謳いながら”やきとり”も揃う当店、
まずは鳥からと、白レバーでスタート。
しばらく本物の白レバーに出逢っていない。
やはり此処も例外に非ずして満足度は低かった。
品書きに5種ほどあった稀少部位はさえずり以外全滅。
大好きな背肝にまたフラれた。
いったい鶏の腎臓は何処へ消えたのか、
ここんとこ、まったく見掛けんぜ。

生のお替わりとメインの焼きとんを。
カシラ・ハツモト・オッパイを塩、
シロをタレでお願いすると、女将さん曰く、
「カシラは味噌、オッパイはタレがオススメですが・・・」
「うん、そうして」
うなずきながら、ん? オッパイにタレ?
何だ、それじゃ垂れた乳房じゃないか―。
まっ、いいか。

アドバイスの通り、タレたオッパイが美味い。
別にオッパイ・フェチじゃないけれど、
この日の一番はコレだった。

鹿児島の芋焼酎・富乃宝山のロックに移行して
品書きの再点検に及ぶ。
ちょいカレー(100円)がいいな。
胃袋のキャパが小さい身にはこんな小物がありがたい。

ところが、小鉢ではあるものの、
カレーはけっこうな盛りである。
バラやモツがたっぷり入ってソースの味もよろしい。
100円はあまりに安く適正価格は250円だろう。
食べ進んで驚いた。
小鉢の下半分がごはんだヨ。
つまみカレーじゃなくてミニカレーライスだったのだ。

勘定は2500円でオツリがきた。
1時間もさまよったため、こち亀タウンはちと飽きた。
お次は綾瀬か北千住か?
常磐線の各駅停車に揺られながら
気持ちも揺れておりました。

「やきとん よし田」
 東京都葛飾区亀有3-30-13
 03-6662-7301