2023年8月18日金曜日

第3343話 生まれて初めてホスピタル

最近、視力が衰えた。
殊に真昼の逆光に弱い。
これは白内障の兆しだな。
素人なりに判じて近所のみしま眼科へ。
市中の医院は三越前の小池医院以来。
実に20年ぶりである。

すると女医の三島(?)先生に
やはり宣告された。
大きな病院での精密検査を言い渡され、
紹介状を書いていただき、日医大付属病院へ。
自宅から徒歩10分弱、都合が良い。

J.C.は生まれてこのかた、
大きな病院には行ったことがない。
そりゃ見舞いはあるけど、診療は初めてだ。

いや、驚きやしたネ。
どこから湧いて出たものやら、人、ヒト、ひと。
みなさんどこか悪いハズだから
相当な医療費だヨ、これはー。

相当待たされると思いきや、そうでもなかった。
ただ、検査の種類が多く、
各窓口で待ち時間はさほどでなくとも
結局、丸4時間を要したのだ。

ただ、こういう場所はやはり慣れが必要。
医師や看護師に目を出したり、
腕をまくったりしてるうちはいいが
自分で何かする段になると
まったく無知丸出し。

マイッたのは血圧計。
血圧なんて、もう20年も測ってないゾ。
ましてや自分で測ったことなんかない。
どうしていいものやら、座りすくんでいたら
後ろに並んでたお婆さんが見るに見かねて
ホラ、肘はこの台に置いて、腕はこの穴に通して
再三に渡り、指導を受ける始末。
まるで負うた母に教えられ、の心境でありました。

採決にも驚いた。
1分と経たぬ間に試験管4本も採られたぜ。
他人の血だと思って、まったく。
アンタはドラキュラか。

今回の登院で印象に残ったのは若い看護婦さん。
みんなキレイだったり、可愛かったり、
上玉(失礼!)揃いなんだ。
こりゃ、面接の際に容貌の美醜で
採ったり落としたりしてんじゃないの?
スチュワーデスと同じだネ。
取捨選択するのは当然、
男どもに決まってらい!