江東区・深川は清澄の割烹「天竜」。
前菜五点盛りの陣容はかくの如し。
枝豆・アボカト川海苔和え・身うるか・
小鮎衣揚げ・子持ち鮎煮。
いずれも小ジャレた佳品なり。
驚いたのは枝豆である。
素材の質はもとより、
茹で具合、塩加減がともにバツのグン。
久しぶりに美味なる枝豆を食した感あり。
最近、昭和のラーメンを求めて通い出した、
夕焼けだんだん上の「花家」。
あの店はビールを頼むと必ず、
枝豆をサービスしてくれるが、あまりうれしくない。
茹で過ぎなのだ。
遅れて来た中年、いや、老年か、N藤サン到着。
あらためてカンパ~イ!
♪ 乾杯モンテカルロ 好きよあなたが楽園
シルクハットを月に飛ばして 明日は明日よ
踊ってモンテカルロ 熱いタンゴで夜通し
割れてしまえ 地球なんか
恋は狂詩曲(ラプソディ) ♪
(作詞:ちあき哲也)
がまんできずに庄野真代の「モンテカルロで乾杯」。
1978年リリースのこの曲は彼女にとって
「飛んでイスタンブール」に続くヒットとなった。
モナコの首都・モンテカルロは思い出深き街なれど
ハナシが大きくそれるので今回は自嘲しておく。
先日、4人で出掛けたコリアンタウン、
三河島の焼肉屋では紹介をこらえたものの、
そうそう浪花方面に遠慮ばかりしていられない。
あちらこちらで乾杯の機会が続く今日この頃、
どこかで一度使っておきたかったんだ。
ここで長渕剛なんかを持ってこないところは
J.C.のセンス以外の何ものでもない。
「乾杯」や「とんぼ」は関西人が好む歌。
首都・東京には似合わない。
らびちゃんには悪い気もするけどな。
J.C.はまだビールだが
各自、清酒や焼酎に切り替え、
宴たけなわの様相を呈してきた。
=つづく~