ビールで煮込んだカレーのあと、
いよいよ花見。
ドイツビールをあえて回避したので
まずはコンビニに直行。
ドライのレギュラーを2缶買い、
隅田川を中央大橋で渡った。
橋の南詰から佃公園に掛けての左岸沿いが
J.C.イチ推しの花見スポットである。
桜そのものは千鳥ヶ淵や播磨坂に
勝ると云えないまでも
何たって此処の魅力は花見客の少なさ。
ゆるりと花を愛でることができる。
今年も花の下の独り歩きはあちこちで敢行した。
上野公園は多くの人が宴を催す、
お山よりも不忍池のほとりが断然よろしい。
日比谷公園も穴場ながら
桜の木が少な過ぎるきらいあり。
千鳥ヶ淵&靖国神社ではヒドい目にあった。
あの人ゴミは、もとい、人混みはいったい何だ?
3分歩いて退散の巻。
あれじゃ、花見じゃなくて人見だヨ。
桜に代わる人のドタマにゃ、やってられまへん。
隅田のほとりでくつろぎ、
相生橋で晴海運河を渡り、門前仲町へ。
気に入りの立ち飲み酒場、
「ますらお」に来るも、またまた臨時休業。
やる気あんのか? 責任者出て来い!
すぐそばの「魚三酒場」をのぞいたとき、
入口近くにちょうど席が2つ空いており、
直ちに舞い戻ったものの、
すでにテイクン・バイ・レディース。
2階もいっぱいだったが2階のオニイさん、
下の ”はなれ” ならOKとのこと、再び階下へ。
はなれというのは
2つのコの字カウンターの左側。
窓辺に備わるエクストラ・カウンターのこと。
1階のオジさんが3席を2人で
自由に使えと云ってくれ、お言葉に甘えた。
ドイツカレーのせいで腹はパンパンだけど
別腹のドライ大瓶をお願いし、
できるだけ少量のつまみを吟味した。
生うに&焼きはまぐりを注文。
これならパンパンでもクリア出来る。
「魚三」が初めての相方は
雰囲気の良さと値段の安さにW感激。
次週には友人を連れて
再訪すると意気込んじまってる。
ドライのお替わりと肝付きあわびを追加。
肝が売り切れてしまい、身だけとなった。
大瓶2本、つまみ3品で勘定は3千円少々。
西東京の山の手じゃ、どう背伸びしたって
出来っこない芸当じゃござんせんか?
I love Shitamachi でございます。
「魚三」
東京都江東区富岡1-5-4
03-3641-8071