2024年4月29日月曜日

第3524話 8年ぶりの同窓会

食用ひょうたんのおかげをもちまして
♪ リズムウキウキ 心ズキスキ ワクワク ♪
意気揚々と「地球飯店」に乗り込んだ。
同窓会は8年ぶりで前回も此処だった。

東武東上線の線路の脇にあった母校。
生徒たちが先生の目を盗んで遊ぶのは
いつも池袋だったせいもあり、
同窓会は常にこの街なのだ。

会場の4階へと上ったエレベーターで
出勤して来たスタッフと相乗りになる。
「何階ですか?」
「4階お願いします」
「お客さまは上板一中ですか?」
「そうだけど、よく判ったネ?」
「同僚が上板一中出身なんですってー」
「そうなの? 彼女も出勤?」
「今日はお休みなんです」
「そりゃ、残念だな」
「ええ、そうですネ」

参加者はめっきり数を減らして28名。
男女ほぼ半々である。
幹事・N中クンの挨拶のあと、
J.C.が乾杯の音頭。
何の役にも立たなかったけれど、
一応、生徒会長だったもんでネ。
幹事のN中、音頭のO澤は不動なのだ。

ビールから紹興酒に移行する頃、
料理が運ばれて来た。
こういう席ではあまり食べないJ.C.ながら
前菜のクラゲと鳥&豚のチャーシュー、
青椒肉糸は少しづつづつ取り皿に取った。

7~8席設けられたテーブルは4つ。
あちらこちらと渡り歩く。
たとえクラスは違えど
3年も同じ学窓に過ごした仲である。
言葉を交わしたことなどなくとも
面貌に当時の面影をしのぶことはできた。

アッという間に2時間半が過ぎゆき二次会。
これまた8年前と同じ、
近所の「清龍 西口店」へ。
食べものは何も口にせず、
ひたすらビールを飲み続ける。

一同、興に乗ってしまい、続いて三次会。
ここまでくると店名も場所も覚えちゃいない。
みんなよく飲み、よくしゃべる。
中華コースのあとだってのに
パクパク食ってるヤツも少なからず。

かく言うJ.C.、中瓶換算で12本は飲んじまった。
げっ、6リットルと来たもんだ。
かくも楽しき宵ですもの、仕方なかんべサ。

「地球飯店」
 東京都豊島区西池袋1-22-8 三笠ビル3・4F
 050-5456-5894

「清龍 池袋西口店」
 東京都豊島区西池袋1-22-2
 03-5928-2992