2024年7月17日水曜日

第3581話 行きつけで 雁首揃え 小宴会 

石神井公園、新中野と中華づいてるが
本日も中華に成り申した。
それも飛鳥山の行きつけ、
「豫園飯店」と来たもんだ。

ふた月に一度は相まみえる6人会の最長老、
お局が当店での開催を主張してやまぬため、
実現の運びとなった次第なり。
しょっちゅう来ている店なのに
何も此処で催さなくともよさそうなもんだが
逆らうとあとが怖い凶状持ちにつき、
従わざるを得ないんだ、ジッサイ。

週末の17時に全員集合。
ターンテーブルこそないものの、
窓際の円卓に一同落ち着いた。
実はこの夕べ、J.C.担当のお運びさん、
香蘭も同席してくれる手筈となっていた。

去年の2月に初訪して以来。
30回は訪れてると思うが
夜は初めて、週末も初めて。
彼女が平日の昼しか居ないためである。
それほどの気に入りオバちゃんなんだネ。

ドライの中瓶を注ぎ合って乾杯。
料理は前週のうちに香蘭と相談して
すべて決めてあった。
秀にして逸な点心御三家でスタート。
海老春巻・肉焼売・焼き餃子である。
この3品はいずれも都内屈指の出来映え。
手放しで美味なり。

順序があとさきながらお次は前菜盛合わせ。
くらげ・茹で海老・叉焼が並んでおり、
初めて食べたが、これはイマイチかな?

続いて上海の南に位置する杭州の名物、
豚角煮はいわゆる東坡肉。
「豫園飯店」は上海料理店で
豫園は上海きっての名所。
明の時代に造られた庭園である。

本日の主役、アワビのオイスターソース煮、
蟹肉入り激辛麻婆豆腐、五目かた焼きそば、
あとは何だったっけな?
自分で決めといて忘れちゃったヨ。
甕出し紹興酒をちと飲み過ぎた。

会計は一人アタマ6500円。
みんなして飛鳥山から王子へ坂道を下り、
二次会はカラオケ・ボックス。
夜は平和に更けていったのでした。

「豫園飯店」
 東京都北区滝野川2-7-15
 03-5394-9951