2026年2月16日月曜日

第3995話 大船に乗ったつもりで「黒船」へ (その1)

浅草観音裏のスナックで出逢い、
ニューうたともになった、
M祢チャンとカラオケボックスへ。
ビールを飲みながら
歌い続けること3時間。
その後、ディナータイムである。

この夜は洋食好きの相方のため、
それなりの店を
あらかじめ予約しておいた。
上野で一番の人気を誇る、
洋食店「黒船亭」を訪れた。

最後の訪問はニューヨークから
帰国して数か月後の1998年2月。
実に丸28年ぶりになる。
信頼感指数の高い店につき、
大船に乗ったつもりで
黒船に乗り込んだ次第なり。

エレベーターで4階に上がると
懐かしい光景が開けていた。
18時の到着でほぼ満席。
上野広小路とはいえ、
ビルの階上だから
ロケーションの利があるとは
いえないが老舗の底力を
まざまざと見る思いがした。

そういえば上野には
同じ洋食の「さくらい」、
何でも供する「吉池食堂」と
ビルの上の人気店が多い。
”上野” を訪れる人は
”上” に上がることを苦にしない。

一番奥の二人掛けテーブルに
案内されてメニューを開く。
飲みものの品揃えは
思ったほど多くはない。

カラオケでビールを
さんざ飲んで来たので
相方はカシスをスパークリングで
割ったキール・ロワイヤル。
当方は山椒ハイボール。
グラスをカチンと合わせた。

吟味を重ねて通した料理は
スモークサーモン、
スロベニア産生ハム、
オイスターチャウダーを
各スモールサイズでー。
カニコロッケと
ビーフシチューはフルサイズだ。

=つづく=