2026年7月8日水曜日

第4117話 船堀で 猫舌独り 奮闘す

江戸川区・船堀にやって来た。
ちょいとばかり気になる
コリアン・レストランがあった。
都営新宿線の駅から徒歩2分。
「のほほん」に到着。
およそコリアンらしくない店名だ。

外観もむしろイタリアン。
赤レンガに白字で
OPEN CAFE Nohohon と書かれ、
なかなかにオサレだ。
店の宣伝文句にテラス席は
ワンチャンOKとあった。
キムチと牛すじチゲが
自慢にして人気だという。

12時に入店するとすでに
近隣のOL&リーマンで大盛況。
人気店であることが伝わって来る。
ドライ中瓶を飲りつつ、
ランチメニューに目を通す。

カルビラーメン、韓国風生姜焼き、
サムギョプサル定食などが
並ぶ中から択んだのは
プルコギ石焼ビビンパ。

うわっ! 来たヨ、来ましたヨ。
別府や熱川の湯けむりみたいに
もうもうと湯気を立てて運ばれた。
しばらくは手も足も舌も出ない。
見た目は韓国風牛丼そのものだ。

落ち着くのをしばらく待って
一匙入れたら
アチチチ! アッツー!
とてもじゃないが
太刀打ちできやしない。

オマケにJ.C.は猫舌と来たもんだ。
火傷するほど危険な物体が
目の前に存在している。
いや、マイッたな。

しばらく待機をワンスモア。
5分近く待っただろうか。
大人しくなって来たので
あらためて挑みかかる。
でもまだ熱いや。

コリアン・ピープル曰く、
「プルコギはよお~く混ぜろ!」
けれども J.C.は食べものを
ゴチャゴチャにするのが大嫌い。

ビビンパを頼むことはまずないが
石焼ビビンパは
10年に1度くらい注文する。
そのときはちらし寿司のように
端から静かに食べ進める。
そうしておいて最後に
底にこびり付いたオコゲを味わう。

定食仕立てにつき、
スープと野菜類が付く。
スープは豆もやし・人参・わかめ。
それに白菜キムチ。
大根のカクテキに見えたのは
おでんみたいに煮込まれていた。

どうにかこうにか猫舌踏ん張り、
熱い韓国牛丼定食を食べ終えた。
お勘定は1650円也。
さあ、これから長距離散歩です。

「のほほん」
 東京都江戸川区船堀1-7-19
 03-3869-5334