2026年3月13日金曜日

第4017話 お通しのなまこ酢に驚く

5年前に上野のそば屋で出会い、
たまさか酌交するようになった、
Pチャンと上野ー御徒町をつなぐ
上中通りでバッタリ。
どちらからともなく一杯いこうか?
入店したのは御徒町駅のそば、
「清龍酒蔵 上野店」だ。

埼玉県・蓮田市で1958年創業、
清龍酒造の直営店である。
なじみの薄い蓮田市だが
上尾市と春日部市にはさまれて
ひっそり(?)と存在している。

J.C.は「清龍」とは古いつき合い。
自慢じゃないがここだけの話、
池袋店では高校時代から飲んでいる。
同じ池袋「銀座ライオン」と双璧。
わが青春の謳歌に
一役買ってくれた酒場だ。

赤星中瓶を注ぎ合ってカチン。
元気そうで何よりである。
彼の棲む市川市は
J.C.にとっても思い出深き場所。
一しきりその話題で盛り上がる。

お通しが立派ななまこ酢。
れっきとした一品に
仕上がって量もたっぷり。
おそらく能登産と思われる。
会計後に判明したが
お通し代はたったの200円。
これには J.C.心底驚いた。
適正価格は800円から千円だ。

出来合いのマカロニサラダなど
愚にもつかない代物で
500円玉1枚をせしめる、
悪徳店が見受けられるなか、
こんな有料お通しは大歓迎だ。

清龍の升酒に切り替え、
ホタルイカ&ニラのチヂミと
春野菜の天ぷらをお願いする。
うど・たらの芽・春菊は
いずれもまことにけっこう。

升酒を何杯かお替わりし、
締めの皿うどんは
ほとんど相方におんぶ&だっこ。
ツレの存在の有り難味を
ひしひしと感じた。

互いにまだ時間があるのと
飲み足りなさに背中を押され、
ガード下の「味の笛」に移動。
紙コップのドライ生を
2杯づつ飲んでお開きにした。

言い忘れたが Pチャンは
大陸の山東省出身で J.C.には
数少ないチャイニーズ・フレンド。
年内の再会を約し、
御徒町駅改札で見送りました。

「清龍酒蔵 上野店」
 東京都台東区上野5-21-8
 03-3831-9373

「味の笛 本店」
 東京都台東区上野5-27-5
 03-3837-5828