日曜日の昼下がり、空腹に耐えかねた胃袋がグウッと鳴った。
さもありなん。
7時半に起きだしてから何にも食べていない。
麦茶を1杯飲んだだけだ。
夕刻に晩酌を始める前のマイドリンクは常に冷たい麦茶。
1年を通してこれは変わることがない。
明るいうちは麦茶、暗くなったら麦酒、
まっこと大麦サンにはお世話になっております。
日曜の朝はけっこう忙しい。
何で忙しいのかというと、TVを観るのに忙しい。
まず8時からTBSの「サンデーモーニング」。
殊にスポーツコーナーははずせない。
10時からはNHKエデュケーショナル(教育チャンネル)で
将棋番組だが、もうこれだけで正午近くである。
そのあとは「素人のど自慢」をほとんど観ずに聴きながら
身支度を整えて外出というパターンだ。
通常は将棋の前に軽いブランチだけれど、
その日はつい食べ損ねた結果の腹ペコ君であった。
こんなときに自分で作るのはパン系が
サンドイッチ(ハム&野菜であることが多い)、
ホットドッグ、トースト&ベーコンエッグ。
麺系だと、日本そば、ラーメン、焼きそばといったところだ。
昼の自宅でパスタは食べないのは
ビールやワインがほしくなっちゃうから―。
午前中ならごはんモノもOKだが午後はNG。
腹持ちがよすぎて晩めしが不味くなるからだ。
そこで取りい出したるものは
野菜庫からキャベツ、冷蔵庫からソース焼きそば、
冷凍庫から豚バラ肉であった。
豚バラは焼きそば&豚汁兼用で
あらかじめ小間切れにして凍らせてあるのだ。
まず焼きそばを丁寧に丁寧にラードで炒めたら
いったんフライパンから取り出し、
同じフライパンで今度はラードを引かずに肉&野菜を炒める。
あとは両者合わせて備え付きの粉末ソースを半分だけ使い、
生醤油かウスターか中濃ソースを少々補って完成である。
ところがその日はついウッカリして粉末ソースを全部入れちゃった。
これじゃ味が濃すぎるが、捨てたらバチが当たる。
そこで高校時代によくやったソース焼きそばライスを思い出し、
冷凍庫を漁ったものの、チン用ごはんの用意がない。
スーパーまで走ってさとうのごはん、
あるいはオリジン弁当で素ライスってのも何だかなァ。
困ったときには頭を使え!
必要が発明の母であることは人類の歴史が証明している。
前日、ホットドッグを作った際のドッグ用ロールが脳裏をよぎった。
パン切り包丁でロールに切れ目を入れたら
パンをほじくって焼きそばのためのスペースを作る。
そうしておいてサッとバターを塗り、
濃い味付けの焼きそば野郎をギッシリとはさみ込む。
上にはタップリの四万十川産高級川海苔と
紅しょうがをチョコンと乗せてパクリとやれば、もう満面の笑みだ。
ホンジャマカの石チャンじゃないが、まいう~~! ですな。
くだらねェもん、食ってんじゃねェ!って叱られそうだが
人生、何が幸いするか判らない。
何せ、人生で一番の焼きそばパンだったんだもんネ~だ。
さもありなん。
7時半に起きだしてから何にも食べていない。
麦茶を1杯飲んだだけだ。
夕刻に晩酌を始める前のマイドリンクは常に冷たい麦茶。
1年を通してこれは変わることがない。
明るいうちは麦茶、暗くなったら麦酒、
まっこと大麦サンにはお世話になっております。
日曜の朝はけっこう忙しい。
何で忙しいのかというと、TVを観るのに忙しい。
まず8時からTBSの「サンデーモーニング」。
殊にスポーツコーナーははずせない。
10時からはNHKエデュケーショナル(教育チャンネル)で
将棋番組だが、もうこれだけで正午近くである。
そのあとは「素人のど自慢」をほとんど観ずに聴きながら
身支度を整えて外出というパターンだ。
通常は将棋の前に軽いブランチだけれど、
その日はつい食べ損ねた結果の腹ペコ君であった。
こんなときに自分で作るのはパン系が
サンドイッチ(ハム&野菜であることが多い)、
ホットドッグ、トースト&ベーコンエッグ。
麺系だと、日本そば、ラーメン、焼きそばといったところだ。
昼の自宅でパスタは食べないのは
ビールやワインがほしくなっちゃうから―。
午前中ならごはんモノもOKだが午後はNG。
腹持ちがよすぎて晩めしが不味くなるからだ。
そこで取りい出したるものは
野菜庫からキャベツ、冷蔵庫からソース焼きそば、
冷凍庫から豚バラ肉であった。
豚バラは焼きそば&豚汁兼用で
あらかじめ小間切れにして凍らせてあるのだ。
まず焼きそばを丁寧に丁寧にラードで炒めたら
いったんフライパンから取り出し、
同じフライパンで今度はラードを引かずに肉&野菜を炒める。
あとは両者合わせて備え付きの粉末ソースを半分だけ使い、
生醤油かウスターか中濃ソースを少々補って完成である。
ところがその日はついウッカリして粉末ソースを全部入れちゃった。
これじゃ味が濃すぎるが、捨てたらバチが当たる。
そこで高校時代によくやったソース焼きそばライスを思い出し、
冷凍庫を漁ったものの、チン用ごはんの用意がない。
スーパーまで走ってさとうのごはん、
あるいはオリジン弁当で素ライスってのも何だかなァ。
困ったときには頭を使え!
必要が発明の母であることは人類の歴史が証明している。
前日、ホットドッグを作った際のドッグ用ロールが脳裏をよぎった。
パン切り包丁でロールに切れ目を入れたら
パンをほじくって焼きそばのためのスペースを作る。
そうしておいてサッとバターを塗り、
濃い味付けの焼きそば野郎をギッシリとはさみ込む。
上にはタップリの四万十川産高級川海苔と
紅しょうがをチョコンと乗せてパクリとやれば、もう満面の笑みだ。
ホンジャマカの石チャンじゃないが、まいう~~! ですな。
くだらねェもん、食ってんじゃねェ!って叱られそうだが
人生、何が幸いするか判らない。
何せ、人生で一番の焼きそばパンだったんだもんネ~だ。