2012年5月11日金曜日

第314話 やっぱりボケの始まりか (その1)

当ブログの更新における不具合の原因が判ったような気がする。
アップ・スケジュールの時間を打ち込む際、
画面に表れる時刻表をクリックすれば正常に機能するが
手打ちで打ち込むと、ときとして反応しなくなるらしい。

時刻表は30分毎に
 7:00  7:30  8:00  8:30  9:00
と表示されるので、いずれかの時刻をクリックすればよい。
ところがアップタイムは8:45の設定だから表にはないため、
ずっとマニュアルで打ち込んできたわけだ。
このとき何かの拍子に不具合が生ずるものと推測された。
したがって今後、同様のトラブルが発生しないうちは
8:30 が更新時刻となるのでご記憶ください。

さて、GWの期間中、
浅草は伝法院の庭園が一般公開された。
普段は非公開につき、いつか見たいと思っていたので
この機会を逃してはならじと訪れた。
当日の相方は旧知の仲ではあったが
二人で酒を酌み交わしたことのなかったT子姐さん。
(まっ、オバはんに近いけどネ)
数ヶ月前にヒョンなことから、あらたなのみともとなった方である。

待ち合わせたのは本堂正面にある宝蔵門の下。
時間は16時とした。
15時過ぎまで上野公園に居たので
池之端からスカイツリー駅経由、亀戸行きのバスに乗った。
これだと浅草寺の真裏を走ってくれるのだ。

どういう風の吹き回しだろう、車内がヤケに込んでいる。
1つ目の停留所、根津駅前からは
あらたな客が大挙して乗り込んできた。
爺ちゃん・婆ちゃん・オジさん・オバさんがザッと30人。
若者の姿なく、車内の平均年齢は飛躍的に上昇した。
押し合いへし合い、満員バスは大変な騒ぎである。
察するに、これは根津神社のつつじ祭を観てきた人々が
今度はスカイツリーに移動する群なのだ。

各停留所から乗車する客も普段の倍以上とあって
バスは遅れに遅れ、待ち合わせに大遅刻と相成った。
おや、おや、浅草寺界隈の人出もスゴいや。
久方ぶりに人類の大群を見る思いである。
どうにかT子姐さんと宝蔵門の隣りの五重塔で落ち合い、
人ごみをかき分けて伝法院通りへ抜け出た。

水子地蔵のある側から入園しようとすると、
入口はさっき居た五重塔側との表記ありけり。
しかも非情なことに最終入園時刻が16時ときたもんだ。
時計の針はすでに16時半を指している。

アチャ~ッ! やっちまっただヨ。
こりゃ、やっぱりボケが始まったのかな?
すると脇にたたずんでいた姐さん一言。
「わたしたちが会った場所に入口あったじゃない」―
涼しい顔してのたまおうた。
おえ、おえ、初手からそう言うてくれ~ッ!

=つづく=