2015年4月9日木曜日

第1073話 「れもん」という名のお好み焼き屋 (その4)

前話を読まれたY脇サンよりお便りがあった。
北海道・函館市在住の主婦の方である。

「東京のお好み焼きにスゴく興味がわきます。
 J.C.さん、『れもん』のほかのメニューも載せてください」

かようなご要請、確かに承りました。
それではまいりましょう。

=バター焼き=
 いかバター焼 ほたてバター焼 かきバター焼 牛バター焼 各750円
 しいたけバター焼 アスパラバター焼 しめじバター焼 各550円

=おつまみ=
 牛たん焼 牛かいわれ焼 各600円  とうふ焼 500円 
 こんにゃく焼 450円  ポテト焼 ナス焼 各300円

=そば・うどん=
 焼そば 焼うどん 各650円  五目焼そば 五目焼うどん 各750円 

ほかに特記すべきは2品。
 明石風たこ焼き(10ヶ)  600円
 牛ヒレステーキ(100g) 2300円
である。

こんな感じでよろしいでしょうか、Y脇サン?

さてさて、実食に戻ろう。
くだんのれもん焼である。
三つあるうち最初に焼かれたのはイカ焼だった。
ミニとはいえ、けっこうなサイズ
頃合いを見てひっくり返し、
上手く焼けたところを切り分ける。
まっ、美味しそうではありますな
作業するのはすべて
今宵が初対面の相方・O戸サン。
こちらはただただ見てるだけ、あいや、いただくだけなのだ。
スマンのぉ、申しわけないのぉ!

かような調子でエビ&豚も焼かれていった。
いくらコンパクトなポーションとはいえ、
三つも揃えば、かなりの食べ出がござる。
大酒飲みながら食べるほうはもっぱら少食のJ.C.、
早くもお腹がいっぱい、もう排卵、もとい、入らんぞなもし。

ところがO戸サンの腹積りは
もんじゃとうす焼きを経て、それから仕上げに焼きそばらしい。
オー・マイ・ブッダ!
これからどうなることやら、
気をもみつつ、行く末を見守るJ.C.クンでありました。
ヤバいぞなもし。

=つづく=