東プリのブッフェをエンジョイしている。
ブッフェ、いわゆるバイキング。
オール・ユー・キャン・イート・スタイルの食べ放題となると、
中国に限らず、アジアの人々のマナーはまだまだ発展途上。
もちろん、われわれ日本人も含めてのハナシだ。
予算の限られたパーティーの料理ボードとは違い、
ホテルのブッフェで料理が消滅することはない。
足りなくなったらバカスカ再登場する。
それがキマリだもんネ。
足りなくなったらバカスカ再登場する。
それがキマリだもんネ。
ん? それじゃあ、
パーティーのときだけ急いで食えばいいのか!ってか?
オー・ノー!
パーティーにおける正しいマナーというか、
スマートな振る舞いは料理には手を出さないこと。
それに尽きるのだ。
ご馳走を前にしてツラい選択かもしれないが
ここは日本古来の伝統、
武士は食わねど高楊子を貫きましょう。
さすればアナタの品格に傷がつくことはない。
品性の”ひ”の字も持ち合わせていない、
わが都のハジ、もとい、
チジみたいになったら人間はもうおしまい。
自らおのれの命を絶つほかはないだろう。
というのは言い過ぎか・・・。
でもさァ、あれはどうひいき目に見たってチジじゃなくてハジでしょ?
一都民としてすみやかな辞任を望む。
辞めないって言うならクビにしましょう。
あの手の生きものを東京の空の下に放し飼いにしては
他県のいい笑いものになるだろうヨ。
この愚か者がっ!
さらに食べ続けた。
何だ、オマエラもけっこう爆食してるじゃん! ってか?
いいえ、これでもセーブしてるほうなんですヨ。
それにもう逢えなくなるやもしれぬ料理の写真を収めておきたい。
そのためにはボードの大皿より小皿に盛付けたほうが
見映えがずっといい。
小皿にしたってほとんど二人でシェアしてるしネ。
お次は切り出しのローストビーフ。
これまた懐かしのひと皿である。
グレーヴィー(肉汁ソース)をたっぷりかけてもらい、
レフォール(ホースラディッシュ)は自分で多めに添えた。
願わくば一片のクレソンが欲しい
もっともクレソンはパセリのように
食べ残されることが多いからネ。
=つづく=