わが人生で初めて山菜のこごみを揚げている。
ふと、思いついてコロモに玉子を落とさず、
ふるった薄力粉と冷水だけにしてみた。
このほうがあっさり揚がるような気がしてネ。
揚げ油はコーンに胡麻を少々。
はたして、これまた、素人の手なぐさみとしては
上々の出来映えといえるレベルだ。
ピンクのヒマラヤン・ロック・ソルトをガリガリやって食すと、
多少の噛み応えがあるものの、実にやわらかい。
ほどなく山野の香りが口中から鼻腔に抜けてゆく。
素材のタチがよかったのだろう、
過去に気づかなかった、こごみの魅力を知る思いがした。
天ぷらだけではもったいなく、胡麻和えを作る。
くだんのすり鉢とすりこぎで
金胡麻をすり、生醤油と砂糖を加える。
先っちょのクルクルを残すために
努めて粗く刻んだこごみと和えた。
う~ん、これも悪くないねェ。
山菜となれば、
わらび・ぜんまい・たらの芽あたりが思い浮かぶ。
殊にわらびとぜんまいは
日本そば屋の定番メニュー、山菜そばの主役と言えよう。
しかし、J.C.は山菜そばを注文したことがない。
なぜか?
立ち食いそばのみならず、
老舗のそば屋ですらパック入りの水煮を使うからだ。
そして、そのほとんどが中国産の安価なもの。
中国の食品に偏見を持つわけじゃないが
とてもとても、食指が動くものではない。
最後に、行者にんにく、別名・アイヌネギである。
この山菜を最後に食べたのは一昨年の6月。
ところは葛飾、柴又駅前の居酒屋「春」だ。
寅さんの銅像を見ながらつまんだのは醤油漬けだが
風味は残っていたものの、あまりにしょっぱくて
酒のつまみより、飯のおかずにふさわしいものだった。
行者にんにくもまずは天ぷら。
こごみほどではないにせよ、
野趣あふれる個性は失われていない。
残りは生醤油と日本酒を同割にして漬け込んだ。
こちらは今も冷蔵庫にあり、主として晩酌の友。
数日前に生姜焼きの要領で
豚バラ肉と炒めてみたら、存外にイケた。
いずれにしろ、秋田の友人に感謝する日々を送っている。
ふと、思いついてコロモに玉子を落とさず、
ふるった薄力粉と冷水だけにしてみた。
このほうがあっさり揚がるような気がしてネ。
揚げ油はコーンに胡麻を少々。
はたして、これまた、素人の手なぐさみとしては
上々の出来映えといえるレベルだ。
ピンクのヒマラヤン・ロック・ソルトをガリガリやって食すと、
多少の噛み応えがあるものの、実にやわらかい。
ほどなく山野の香りが口中から鼻腔に抜けてゆく。
素材のタチがよかったのだろう、
過去に気づかなかった、こごみの魅力を知る思いがした。
天ぷらだけではもったいなく、胡麻和えを作る。
くだんのすり鉢とすりこぎで
金胡麻をすり、生醤油と砂糖を加える。
先っちょのクルクルを残すために
努めて粗く刻んだこごみと和えた。
う~ん、これも悪くないねェ。
山菜となれば、
わらび・ぜんまい・たらの芽あたりが思い浮かぶ。
殊にわらびとぜんまいは
日本そば屋の定番メニュー、山菜そばの主役と言えよう。
しかし、J.C.は山菜そばを注文したことがない。
なぜか?
立ち食いそばのみならず、
老舗のそば屋ですらパック入りの水煮を使うからだ。
そして、そのほとんどが中国産の安価なもの。
中国の食品に偏見を持つわけじゃないが
とてもとても、食指が動くものではない。
最後に、行者にんにく、別名・アイヌネギである。
この山菜を最後に食べたのは一昨年の6月。
ところは葛飾、柴又駅前の居酒屋「春」だ。
寅さんの銅像を見ながらつまんだのは醤油漬けだが
風味は残っていたものの、あまりにしょっぱくて
酒のつまみより、飯のおかずにふさわしいものだった。
行者にんにくもまずは天ぷら。
こごみほどではないにせよ、
野趣あふれる個性は失われていない。
残りは生醤油と日本酒を同割にして漬け込んだ。
こちらは今も冷蔵庫にあり、主として晩酌の友。
数日前に生姜焼きの要領で
豚バラ肉と炒めてみたら、存外にイケた。
いずれにしろ、秋田の友人に感謝する日々を送っている。