今話のテーマはイタリアンから焼きとんへと、
ハシゴした話じゃなくて
イタリア料理屋が焼きとん屋に変身したというお話。
舞台はJR埼京線・板橋駅と
都営地下鉄三田線・新板橋駅の間の一画だ。
噂には聞いていたものの、
未訪だったカジュアル・イタリアン「君想ふ暮らし」。
食べもの屋らしからぬ店名のインパクト強く、
一度耳にしたら忘れ得ぬものがあった。
板橋駅を名乗りながらも板橋区の端っこに
つつましくちょこんとある駅近くのイタめし屋が
いきなり焼きとん屋に衣替えしたという。
しかも同区を中心に10店舗余りを展開する、
ひなたグループの傘下に入り、
新たな店名は「やきとん きみおも 新板橋」。
焼きとん好きを自認するJ.C.、
しかも中高時代を一貫して過ごした板橋区。
行かねばならぬの思いがつのり、
単身赴いた初冬の夕暮れ。
カウンターの角席に陣を取った。
オペはアンちゃんばかりが3人。
彼らのかぶる黒いキャップに
ヤキトン ヒナタの文字がハッキリ読み取れる。
さっそくお願いした中ジョッキはハートランドで
通常580円のところ、
平日17-18時、土曜16-17時の開店後1時間は
ハッピーアワーで半額サービス。
焼きとんのカシラ(塩)、
シロ、レバ(たれ)と一緒にお願いした。
串はいずれも1本100円也。
ジョッキを飲み干し、お替わりしたいが時刻は16時55分。
この日は土曜日だから、消費税じゃないけれど、
駆け込み需要みたいで頼みにくい。
獺祭焼酎のハイボール(580円)に切り替えた。
初めて飲んだが、なるほど
清酒・獺祭の爽快感をしっかり受け継いでいる。
ちとフルーティに過ぎて甘さが気にはなったがネ。
リーデルを厚めにしたようなグラスは底部が円く、
卓上に置くと勝手にスイングし始める。
何か相性のよさそうなつまみをと、
カチョカヴァッロのズッキーニ巻き(300円)を追加。
南イタリア、及びシチリア島を主産地とする牛乳チーズは
馬のチーズの意で振分け荷物みたいな形状が
馬上の鞍に似ており、それが名称の由来となった。
両サイドにカチョ&ズッキ、
真ん中にプチトマトをあしらった串は
江戸の町娘が髪に飾るかんざしさながらに可愛ゆい。
中央に据えられた逆コの字形カウンターを挟み、
手前と奥にそれぞれ6人、8人用大テーブル。
シンプルながらも
考え抜かれたレイアウトがカムフォータブル。
次があるので初回は四半刻で切り上げた。
遠からず再訪し、腰を落ち着けて飲み直したい。
ファースト・インプレッションは上々でありました。
「やきとん きみおも 新板橋店」
東京都板橋区板橋1-48-1
03-39613743
ハシゴした話じゃなくて
イタリア料理屋が焼きとん屋に変身したというお話。
舞台はJR埼京線・板橋駅と
都営地下鉄三田線・新板橋駅の間の一画だ。
噂には聞いていたものの、
未訪だったカジュアル・イタリアン「君想ふ暮らし」。
食べもの屋らしからぬ店名のインパクト強く、
一度耳にしたら忘れ得ぬものがあった。
板橋駅を名乗りながらも板橋区の端っこに
つつましくちょこんとある駅近くのイタめし屋が
いきなり焼きとん屋に衣替えしたという。
しかも同区を中心に10店舗余りを展開する、
ひなたグループの傘下に入り、
新たな店名は「やきとん きみおも 新板橋」。
焼きとん好きを自認するJ.C.、
しかも中高時代を一貫して過ごした板橋区。
行かねばならぬの思いがつのり、
単身赴いた初冬の夕暮れ。
カウンターの角席に陣を取った。
オペはアンちゃんばかりが3人。
彼らのかぶる黒いキャップに
ヤキトン ヒナタの文字がハッキリ読み取れる。
さっそくお願いした中ジョッキはハートランドで
通常580円のところ、
平日17-18時、土曜16-17時の開店後1時間は
ハッピーアワーで半額サービス。
焼きとんのカシラ(塩)、
シロ、レバ(たれ)と一緒にお願いした。
串はいずれも1本100円也。
ジョッキを飲み干し、お替わりしたいが時刻は16時55分。
この日は土曜日だから、消費税じゃないけれど、
駆け込み需要みたいで頼みにくい。
獺祭焼酎のハイボール(580円)に切り替えた。
初めて飲んだが、なるほど
清酒・獺祭の爽快感をしっかり受け継いでいる。
ちとフルーティに過ぎて甘さが気にはなったがネ。
リーデルを厚めにしたようなグラスは底部が円く、
卓上に置くと勝手にスイングし始める。
何か相性のよさそうなつまみをと、
カチョカヴァッロのズッキーニ巻き(300円)を追加。
南イタリア、及びシチリア島を主産地とする牛乳チーズは
馬のチーズの意で振分け荷物みたいな形状が
馬上の鞍に似ており、それが名称の由来となった。
両サイドにカチョ&ズッキ、
真ん中にプチトマトをあしらった串は
江戸の町娘が髪に飾るかんざしさながらに可愛ゆい。
中央に据えられた逆コの字形カウンターを挟み、
手前と奥にそれぞれ6人、8人用大テーブル。
シンプルながらも
考え抜かれたレイアウトがカムフォータブル。
次があるので初回は四半刻で切り上げた。
遠からず再訪し、腰を落ち着けて飲み直したい。
ファースト・インプレッションは上々でありました。
「やきとん きみおも 新板橋店」
東京都板橋区板橋1-48-1
03-39613743