神田駿河台「すずのおむすび」のランチメニューは
庄内豚ぶーみんの生姜焼き
国産鶏のから揚げ
ミックスフライ(海老・あじ・牛肉コロッケ)
本日の焼き魚(紅鮭であること多し)
週替わり定食
基本的に以上の5種。
焼き魚だけが850円、他は一律900円。
白飯と十一穀ごはんから択べる。
そそられたのは庄内豚ぶーみん。
これこそが再訪を決断させた。
ムーミンがカバなら、ぶーみんはブタだった。
店内はカウンターのみ、その右端に着座した。
待つこと10分、しょうが焼き定食の配膳。
ほ~う、ぶーみんのロースがいい感じじゃないですか。
脂身の縁取りがぷるぷると、これはまいう~間違いナシ。
やや甘い味付けながら上品な美味しさにあふれている。
繊切りキャベツがシンナリしどけなく、
自家製と思しきポテサラ&マヨネーズも
控えめに脇を固める。
造り手のデリカシーが伝わって来る、
ていねいな一皿は大好きだ。
ついでながら中国の卓球選手、丁寧も好き。
美貌もさることながら
彼の国の人らしからぬクールさがいいネ。
やさしくてみやびだネ。
いつの頃からか、
しょうが焼きにはマヨネーズが不可欠となった。
当店の定食を食べてその理由が判った気がした。
焼き麩&えのきの味噌椀、
きざみしば漬けにも手抜きはいっさいない。
ここで思い出したのは前日の甘酒。
沢庵の代わりに、このしば漬けがほしかった。
「すずのおむすび」を運営するのは
鶴岡で米農家を兼ねる鈴木農産企画。
庄内平野は筋金入りの米どころ。
中心地の鶴岡は学校給食発祥の地としても知られる。
パン給食で育った身にはちょいとうらやましい。
米に合わない脱脂粉乳と劣悪なマーガリンから
解放されるだけでも
通学がより楽しいものになったハズである。
と、ここまで書いて店に訊ねたいことがあり、
電話を入れたらイートインは今週からお休み中。
ただいま店頭販売のみとのこと、ご注意あられたし。
「すずのおむすび」
東京都千代田区神田駿河台3-7
03-5577-4160