都営大江戸線を東新宿で降りた、
職安通りを西に歩き、区役所通りを左折。
何年も来ていない歌舞伎町をぶらぶら。
同じラブホ街でも新宿は鶯谷と違って迫力満点。
バリ島をイメージしたホテルなんか
同じのが3軒もあったヨ、儲かるんだネ。
こんなところにも「ラーメン二郎」があり、
毎度おなじみ、長蛇の列、儲けてるんだねェ。
大ガードをくぐって西新宿。
思い出横丁に踏み入った。
まだ13時だが開けてる店は多い。
狭いブロックを2周して品定め。
「ひなどり4号店」にステップイン。
7席ほどのカウンターの一番奥に招き入れられた。
ヒョイと横を見ると外人のカップルが
隣りのオジさんとおしゃべり中。
話題は彼らが明日から行く京都の街。
黒ラベルの生を通すと、お通しは中華風春雨サラダ。
あまりうれしくないが、まっ、いいか。
焼き鳥&焼きとんの二段構えだが
店名の「ひなどり」に敬意を払い、鳥ももをタレで2本。
串ものは2本しばりだ。
小ぶりの若鶏は柔らかく上々。
一しきりして外人女性と言葉を交わし始めた。
男性も参加してきて
向こうのオジさんと英会話のバトンタッチ。
訊けば二人は恋人同士ではなく兄妹だった。
出身はドイツのハノーバー。
ハンブルクの 200km 南の街だが
初めての欧州旅行の際は
ハンブルクからハイデルブルクへ
ハノーバーを素通りしてしまった。
妹は東京で日本語の勉強中。
兄はミュンヘンでコンサル勤め。
訪日した兄が妹を連れて長旅に出発するという。
旅程を聞いたら京都以降は
奈良→広島→博多→韓国→香港→ベトナム→
カンボジア→タイ→インドネシア
あと何処だったっけな?
ミュンヘンには2度行ってるので
思い出話と現況リポートの交換。
あとはもっぱらW杯。
何せ、互いの故国が初戦で激突するんだもんネ。
=つづく=