中野区・新井薬師前のターキッシュに独り。
小瓶のエフィスがなくなった。
ふと思い、一番搾りの生を注文。
エフィスの重さがどの程度なのか確認するために。
はたして・・・一番の生よりエフィスは軽かった。
それでも欧州各国、仏・伊・西のビールより重い。
スープ・ケバーブ・サラダ・ピラフを完食。
ここでシェフ&マダムと言葉を交わす。
二人はやはりご夫婦で
滞日15年に及ぶオゼリさんは日本語ペラペラ。
エーゲ海を臨むイズミル出身とのこと。
あれは1984年夏、トルコをほぼ一周した。
イズミルへは純白の石灰棚田で名高い、
パムッカレから入り、
トロイの木馬の観光拠点、チャッナッカレへ抜けた。
イズミルの思い出はクラブで観たベリーダンスと
夜の屋台の生アーモンド。
ベリーダンスはカイロのサハラシティでも観たが
生アーモンドは初めての経験。
生だと本当に杏仁豆腐の香りがするんだネ。
旅行中はビールばかりで
名物のトルココーヒーやチャイ(紅茶)はホンの数回。
ここで店名「メイハーネ オゼリ」の意味である。
前述のようにオゼリはシェフの苗字だ。
トルコ語でチャイハーネはティー・ハウス(喫茶店)。
しからばメイハーネは食堂だろうか?
オゼリさんに訊ねると、居酒屋だった。
メイは酒なんだ。
トルコの地酒・ラクを飲み過ぎると
メイ酊するわけだヨ。
店名通り、酒の取り揃えが豊富。
ランチもいいけど晩酌もよさそう。
そのうち近隣の友人を誘って一献傾けよう。
お勘定は2100円也。
再訪を約して退店した。
哲学堂公園にでも行こうかな?
歩き出すと目の前に中野行きのバスが停まった。
反射的にチェンジ・オブ・マインド、乗り込む。
JR中野駅の北と南をぶ~らぶら。
南口レンガ坂の「vivo daily stand」に立ち寄ろうか?
坂入口のゲートをくぐったところで
またもやチェ~ンジ! 俺らはオバマ元大統領か?
おのれの気まぐれにはホトホト呆れる。
JR中央線に乗り、新宿で降りた。
駅ビル・ルミネの「ベルク(丘)」に登ろう。
登ると言っても店は地下なんだけどネ。
「メイハーネ オゼリ」
東京都中野区上高田5-46-8
03-5942-6621