何かと出掛ける機会の多い、
神田神保町である。
この町のことはすべて
知り尽くしたつもりだが
つい先日、今まで
気づかなかった店に出逢った。
「Chat Gatto」は不思議な店名。
"chat" は仏語で猫。
"gatto" は伊語でやはり猫。
猫好きの J.C.は理解できたが
”猫々”って何じゃらほい?
仏料理・伊料理の枠にとらわれず、
伸び伸びと料理する、
そんな意味を持つらしい。
しかもこの店が変わっているのは
水・木・金と3日間限定の
プランツォ(昼食)が
ニョッキだけなのだ。
その日は2種のソースから。
鶏としいたけのトマト煮込み
しらすセロリのガーリックバター
しらす(チチェニエッリ)を
お願いしてみた。
さて、ビール。
瓶は最も苦手なエビスのみ。
生はちと理解に苦しむのが
壁に貼られていた。
本日の生ビール 1杯1000円
柚子のばかたれエールのラガー版
「ばかたれラガー」
ほとんど意味不明ながら
エビスよりマシだろうと
発注に及んだものの、
結論から云ってしまえば失敗の巻。
不味くはないけど美味くもない。
それにたかだか250ccで
1000円はないだろう。
野菜たっぷりのスープと
天然酵母パンがサーヴされ、
これは好かった。
でもネ、しらすがデカい。
育ち過ぎている。
ニョッキも12個は多く、
食べ切れなかった。
夢破れて山河あり。
障子破れて・・・
おっと、これは昨日も書きました。
「Chat Gatto(シャガット)」
東京都千代田区神田神保町1-54-19
03-5281-8660