自宅への帰り道。
西空に落ちてゆく夕陽を見ながら
サメとカスベの調理法を思案する。
はて、どしたらよカスベ、
もとい、よカンベ。
あいや、失礼!
第一感は煮付けであろう。
醤油と砂糖と清酒で甘辛く煮るヤツだ。
第二感はブール・ノワゼット(焦がしバター)かな?
これはマイ・フェイヴァリットである。
ノワゼットは仏語でセイヨウハシバミ、いわゆるヘーゼルナッツ。
バターを適度に焦がすことによってハシバミ色に仕上げるものだ。
ドングリに似たヘーゼルナッツの表皮に由来している。
フランス料理のブール・ノワゼットに使用されるサカナは
一も二もなく何たってエイである。
舌平目(ソール)も悪くはないけれど、
ノワゼットに不可欠のケイパーが
あっさりとした舌平目には強すぎる。
エイは仏語で raie (レ) 、英語なら ray (レイ) となる。
したがって尾の先に毒張りを持ち、
敵を刺す仲間は sting ray で
マンタ(オニイトマキエイ)は manta ray である。
=つづく=
西空に落ちてゆく夕陽を見ながら
サメとカスベの調理法を思案する。
はて、どしたらよカスベ、
もとい、よカンベ。
あいや、失礼!
第一感は煮付けであろう。
醤油と砂糖と清酒で甘辛く煮るヤツだ。
第二感はブール・ノワゼット(焦がしバター)かな?
これはマイ・フェイヴァリットである。
ノワゼットは仏語でセイヨウハシバミ、いわゆるヘーゼルナッツ。
バターを適度に焦がすことによってハシバミ色に仕上げるものだ。
ドングリに似たヘーゼルナッツの表皮に由来している。
フランス料理のブール・ノワゼットに使用されるサカナは
一も二もなく何たってエイである。
舌平目(ソール)も悪くはないけれど、
ノワゼットに不可欠のケイパーが
あっさりとした舌平目には強すぎる。
エイは仏語で raie (レ) 、英語なら ray (レイ) となる。
したがって尾の先に毒張りを持ち、
敵を刺す仲間は sting ray で
マンタ(オニイトマキエイ)は manta ray である。
われれれの世代、マンタと聞くと第一感は
三波春夫の「おまんた囃子」までさかのぼってしまうが
マンタは英語だったんだねェ。
いや、ビックリ。
sting から連想されるのは一般的には
ユニバーサル・ピクチャーズによる映画、
ユニバーサル・ピクチャーズによる映画、
P・ニューマン&R・レッドフォードの「スティング」だろうが
あちらはハメる、ぼったくるといった意味合い。
J.C.は往年の名ボクサー、
そう、全盛期のモハメド・アリを思い起こす。
Fly like a butterfly, sting like a bee.
(蝶のように舞い、蜂のように刺す)
最重量ウエイトとは思えない軽やかなフットワークに
世界中のボクシング・ファンが魅了されたのだった。
あちらはハメる、ぼったくるといった意味合い。
J.C.は往年の名ボクサー、
そう、全盛期のモハメド・アリを思い起こす。
Fly like a butterfly, sting like a bee.
(蝶のように舞い、蜂のように刺す)
最重量ウエイトとは思えない軽やかなフットワークに
世界中のボクシング・ファンが魅了されたのだった。
と、ここまで綴って
チラリとTVの画面を見たら
外国人記者たちの前に琴奨菊が登場。
制限時間いっぱいの際のルーティン、
あの胸反りの名称が決定した。
外人女性記者の希望は菊バウアーでなく、
琴バウアーでありましたとサ。
=つづく=