モハメド・アリやら琴奨菊やら
脇道にそれるととどまるところを知らない。
深く考えもせず、勝手に指が文字をたたき出す。
困ったものよのぉ・・・。
上野松坂屋で買い求めたサメとカスベであった。
調理する道は三つ。
まず煮付けは無条件決定。
何たって一番簡単だし、酒にも飯にもピタリと寄り添う。
第二は焦がしバターだ。
本来はカスベ向きのソースだが
これをサメにも応用したい。
白身魚のブール・ノワゼットはフランス西部、
ブルターニュ地方の郷土料理が発祥。
厳密にはサカナをブイヨンで茹でなければならない。
ところがせっかちなJ.C.はそんな悠長なことはしていられない。
ソテーしたところに白ワインとワインヴィネガーを振りかけ、
フタをしてしばらく蒸し煮にすることで手を抜く。
そして第三の方法は以前何度かカスベで試した味噌粕漬。
味噌漬でも粕漬でもない味噌粕漬である。
語呂合わせから”カスベのみそっかす”と命名した。
サカナの味噌漬によく使われる西京味噌では少々甘すぎる。
酒粕使用の粕漬はちと酒っ気が強すぎる。
よって両者を合わせ、いいとこ取りを画策したわけだ。
真田幸村ゆかりの信州・上田の信州味噌と
灘の清酒・月桂冠の酒粕をよく練り合わせる。
そのままでは上手く混ざらないので
日本酒とみりんを適量加えてやる。
市販されている一切れよりも
小さめに切り分けたサメ&カスベを漬け込んだ。
もちろん水気はていねいに拭い去ってネ。
買い物当日の夜。
ビールの缶をプッシュウと開けてグラスに注ぎ、さっそくイッキ。
われこの瞬間のために今日一日を生き抜けり。
そう言い切れるほどに”生きる歓び”が満身を駆け抜ける。
明日もまたシアワセが待ち受けているのであろう。
そんな気分になってくる。
♪ 明日という字は 明るい日と書くのね~ ♪
卓上にはしらすおろしが一鉢。
ここでJ.C.、巷の食堂・居酒屋に対して苦言を呈したい。
釜揚げしらすと大根おろしはどちらも大好き。
品書きに載っていれば30%を超える確率で注文する。
三度に一度は頼んでいることになる。
これは全盛期の王・長嶋の打率に匹敵するくらいだ。
ところが外食時のしらすおろしは
肝心のしらすがホンのチョッピリしかなく、
ケチくさいことはなはだしい。
お通夜のご焼香じゃあるまいし、
もちょっと気前よくバラまいてくれないもんかネ。
=つづく=
脇道にそれるととどまるところを知らない。
深く考えもせず、勝手に指が文字をたたき出す。
困ったものよのぉ・・・。
上野松坂屋で買い求めたサメとカスベであった。
調理する道は三つ。
まず煮付けは無条件決定。
何たって一番簡単だし、酒にも飯にもピタリと寄り添う。
第二は焦がしバターだ。
本来はカスベ向きのソースだが
これをサメにも応用したい。
白身魚のブール・ノワゼットはフランス西部、
ブルターニュ地方の郷土料理が発祥。
厳密にはサカナをブイヨンで茹でなければならない。
ところがせっかちなJ.C.はそんな悠長なことはしていられない。
ソテーしたところに白ワインとワインヴィネガーを振りかけ、
フタをしてしばらく蒸し煮にすることで手を抜く。
そして第三の方法は以前何度かカスベで試した味噌粕漬。
味噌漬でも粕漬でもない味噌粕漬である。
語呂合わせから”カスベのみそっかす”と命名した。
サカナの味噌漬によく使われる西京味噌では少々甘すぎる。
酒粕使用の粕漬はちと酒っ気が強すぎる。
よって両者を合わせ、いいとこ取りを画策したわけだ。
真田幸村ゆかりの信州・上田の信州味噌と
灘の清酒・月桂冠の酒粕をよく練り合わせる。
そのままでは上手く混ざらないので
日本酒とみりんを適量加えてやる。
市販されている一切れよりも
小さめに切り分けたサメ&カスベを漬け込んだ。
もちろん水気はていねいに拭い去ってネ。
買い物当日の夜。
ビールの缶をプッシュウと開けてグラスに注ぎ、さっそくイッキ。
われこの瞬間のために今日一日を生き抜けり。
そう言い切れるほどに”生きる歓び”が満身を駆け抜ける。
明日もまたシアワセが待ち受けているのであろう。
そんな気分になってくる。
♪ 明日という字は 明るい日と書くのね~ ♪
卓上にはしらすおろしが一鉢。
ここでJ.C.、巷の食堂・居酒屋に対して苦言を呈したい。
釜揚げしらすと大根おろしはどちらも大好き。
品書きに載っていれば30%を超える確率で注文する。
三度に一度は頼んでいることになる。
これは全盛期の王・長嶋の打率に匹敵するくらいだ。
ところが外食時のしらすおろしは
肝心のしらすがホンのチョッピリしかなく、
ケチくさいことはなはだしい。
お通夜のご焼香じゃあるまいし、
もちょっと気前よくバラまいてくれないもんかネ。
=つづく=