一度は袖にされた「一力」の白地に赤い暖簾を見て胸が弾んだ。
♪ 誰もが物語 その1ページには
胸はずませて 入ってゆく
ぼくの部屋のドアに 書かれていたはずさ
「とても悲しい物語」だと
窓の外は雨 あの日と同じ
肩を濡らした君が
ドアのむこうに 立っていたのは ♪
(作詞:伊勢正三)
イルカが歌った「雨の物語」がリリースされたのは1977年。
作詞・作曲は元かぐや姫のメンバー、伊勢正三である。
イルカの持ち歌では世紀の名曲として評判の高い、
あの「なごり雪」より好きだ。
上記はその2番。
またもや脱線転覆するのを承知のうえで
1番を紹介してみたい。
♪ 化粧する君の その背中がとても
小さく見えて しかたないから
僕はまだ君を 愛しているんだろう
そんなことふと 思いながら
窓の外は雨 雨が降ってる
物語の終りに
こんな雨の日 似合いすぎてる ♪
もう20年も以前。
当時のGFがちょくちょく口ずさむので
いつの間にか完ぺきに覚えてしまった「雨の物語」。
ある日ふと思った。
何も一緒に出かける前に
相手の化粧するうしろ姿を見守ってなくとも
よさそうなもんじゃないか?
オトコとしてちょいと女々しいんじゃないの?
その疑問を率直にぶつけてみたら
言葉より先に人を哀れむような視線が返ってきたぜ。
おもむろに口を開いた彼女の言うことにゃ
「アナタって見えないヒトねェ。
二人は一緒に出かけたりしないの」
「じぇじぇ(当時この言葉は世に出てなかったが成行きで)、
違うんかい? まさか化粧してからベッドインじゃないだろ?」
「バ~カ! バカにつけるクスリはないわネ」
「じゃあ、いったい何なんだ?」
=つづく=
♪ 誰もが物語 その1ページには
胸はずませて 入ってゆく
ぼくの部屋のドアに 書かれていたはずさ
「とても悲しい物語」だと
窓の外は雨 あの日と同じ
肩を濡らした君が
ドアのむこうに 立っていたのは ♪
(作詞:伊勢正三)
イルカが歌った「雨の物語」がリリースされたのは1977年。
作詞・作曲は元かぐや姫のメンバー、伊勢正三である。
イルカの持ち歌では世紀の名曲として評判の高い、
あの「なごり雪」より好きだ。
上記はその2番。
またもや脱線転覆するのを承知のうえで
1番を紹介してみたい。
♪ 化粧する君の その背中がとても
小さく見えて しかたないから
僕はまだ君を 愛しているんだろう
そんなことふと 思いながら
窓の外は雨 雨が降ってる
物語の終りに
こんな雨の日 似合いすぎてる ♪
もう20年も以前。
当時のGFがちょくちょく口ずさむので
いつの間にか完ぺきに覚えてしまった「雨の物語」。
ある日ふと思った。
何も一緒に出かける前に
相手の化粧するうしろ姿を見守ってなくとも
よさそうなもんじゃないか?
オトコとしてちょいと女々しいんじゃないの?
その疑問を率直にぶつけてみたら
言葉より先に人を哀れむような視線が返ってきたぜ。
おもむろに口を開いた彼女の言うことにゃ
「アナタって見えないヒトねェ。
二人は一緒に出かけたりしないの」
「じぇじぇ(当時この言葉は世に出てなかったが成行きで)、
違うんかい? まさか化粧してからベッドインじゃないだろ?」
「バ~カ! バカにつけるクスリはないわネ」
「じゃあ、いったい何なんだ?」
=つづく=