2016年2月1日月曜日

第1285話 餃子をぎょうさん食べました (その1)

新年早々、SMAP騒動やら琴奨菊の優勝やら
スポーツ紙はネタに不自由しなかった。
それでも買わなかった無精者が
昨日だけはコンビニに走りましたたネ。
いや、走りはしなかったけど、早足で歩いた日曜の朝でした。

後半2分、2点目を決められて
その後もいいようにボールを回され、シュートを打たれ、
温厚な性格のJ.C.もモロギレてプッツン。
よっぽどTVのスイッチもプッツンしようと思ったものの、
いやあ、プッツンしなくてホントによかったヨ。
あんな試合はそうそうないもん。

さて、あれは一カ月以上も前のこと。
朝刊にはさまれた広告チラシを何気なく手に取ると、
ある紳士服メーカーの1枚に目がとまった。
紳士服といってもスーツではなく、
カジュアルなジャケット、セーター、カーディガンの類いだ。

カラーはネイヴィーブルー系の濃紺が中心。
好みの色につき、つい誘われてしまったのだ。
ふむ、ふむ、店舗はどこにあるのかな・・・
ややっ、江東区・西大島じゃないの。
セーター1枚買うのにそんなとこまで行ってられんわ。
いえ、自宅からちと遠いという意味につき、
ベツに他意はないので近隣にお住いの方、お許しを―。

待てよ、西大島か・・・。
どこかへ出向くとなると必ずそのエリアの旨い店を
思い浮かべるのが習性となっているわが身。
当日も例外ではなかった。

沈思黙考すること数十秒。
よし、決めた、行ったろうじゃないか!
この時点では出発時間を決めてないから
昼めしか晩酌か定かではない。
よって脳裏に描いた店舗は2軒。
昼過ぎなら「亀戸ぎょうざ 大島店」、
夕刻の場合は大衆酒場「ゑびす」である。

結局、外出したのは正午を回ってからだ。
買い物と昼食、どっちを先に済ませるかが課題となった。
亀戸行きのバスに乗り、車中で考える。
考えたが結論が出ない。

JR総武線・亀戸駅から都営地下鉄新宿線・西大島駅までは
徒歩10分ちょっとである。
今度は歩きながら考えた。
歩いているうちにノドが渇きを訴え始めたじゃないの。
イブクロが飢えを主張する前にいつもノドが先行する。
困ったものよのぉ!。

=つづく=