勘違いのせいで、
いや、おかげで
何人もの読者の知遇を
得ることができた。
この日はエンコ生まれの浅草育ち、
「昭和残侠伝」の高倉健扮する、
花田秀次郎を地で往く、
御仁と酌交に及んだ。
北千住の行きつけ酒場、
「幸楽」に取って代わり、
急速に利用度が高まってきた、
「千住845」で落ち合う。
845は ”ハシゴ” と読む。
N沢サンとカウンターに横並び。
スーパードライ、サッポロ赤星、
異なる銘柄をおのおの手酌して
グラスを合わせる。
彼の父上は奈良県出身だが
母君が生粋の浅草っ子とのこと。
相方は刺身三点盛り。
内容は平目・赤身・かんぱち。
当方は平目と〆さばを3切れづつ。
好みの刺身をチョコチョコッと
頼めるのは使い勝手がとても好い。
J.C.はドライのお替わり。
N沢サンはレモンサワー。
フグ皮&銀杏の煮凝りを分け合い、
そろそろ2軒目へ。
協議の結果、
行く先はやはり浅草だ。
北千住と浅草は近い。
昔ながらの路線、
東武伊勢崎線だと7駅目になるが
新しいつくばエクスプレスなら
たったの2駅である。
正真正銘、エクスプレスだ。
この街を熟知する J.C.ながら
生まれも育ちも浅草の御仁には
到底かなわない。
彼おすすめの「酒肴 みずの」へ。
大女将と若女将が順繰りに
交代で店に出る営業方針で
当夜は ”若”の番だった。
なかなかの美形である。
互いに好みのビールで
本日2度目の乾杯。
まずは目の前の大皿から
好みを択べるお通し。
マカロニサラダにしてみた。
日本そば屋の中華そばに
アタリが多いが如く、
和食店のマカサラやポテサラも
ハズレが少ないからネ。
=つづく=
「千住845」
東京都足立区千住2-39
050-5594-0528