2026年2月18日水曜日

第3997話 泡盛の古酒に つい誘われて (その1)

最近ひんぱんに行動を共にする、
麦歩とも・N子よりメール到来。
何でも久米島旅行の土産に
泡盛を買って来たとのこと。
それも古酒(クース)と聞いて
呑ン兵衛・J.C.、
にわかに色めき立った。

ブツを引き取るだけじゃ悪いんで
サクッと昼めしということにー。
とにかく彼女とは
逢瀬の回数が増えており、
また以前同様、
読者の方々にあらぬ期待を
抱かせないとも限らない。

もうちょっと日を空けようとは
思ったものの、
古酒の魅力には勝てまへん。
正午前に日暮里・舎人ライナー、
西新井大師西駅で落ち合った。

午後の予定が押してるそうで
彼女の住まいのそばを
指定されちまったのだ。
何せ、埼玉県人なんでネ。

ライナー沿線では
唯一の行きつけ店、
「みたけ食堂」に直行の巻。
朝めし&昼めしを出し終わると
早々に店を閉めちゃう食堂だ。

いつもの親父サンに
ドライ大瓶をお願いし、
自分でトレイに取る料理は
相方が切り干し大根、卯の花、
茄子しょうが焼き。
当方はハンバーグ、回鍋肉、
生たらこで、彼女のために
ごはん&味噌汁もゲットした。

双方の戦利品を見つめて
ため息交じりに思わずつぶやく。
「何だか婆ちゃんと
 孫の食事風景だな」
「タハッ、云われりゃそうだネ」

まったくもって
N子の好みはヤケにババ臭い。
茄子はともかくとして
切り干しとオカラだもんな。
まっ、婆っちゃまとの食事も
たまにゃ、悪くないもんです。

=つづく=