2014年5月9日金曜日

第834話 服のセンスで物申されて (その1)

第823回だから、およそ2週間前の当ブログ。
「さらば”黒の集団”よ!」と題して
退化する日本人のファッションを嘆いたのだが
ときどきメールをくれる読者のI澤R一サンから
またもやクレームをいただいた。
芸能界に疎い身にはたいへん勉強になったので
さっそく紹介してみよう。

池澤です。毎日楽しくブログ拝見しています。
また、先日の「赤い激流」はありがとうございました。

さて、また、いちゃもんです。
本日のブログについてです。
ファッション界をリードする俳優たちにセンスが無いとは解せませんね。

まず福山雅治さんがいらっしゃいます。
海外のハイブランドから国内のドメスティックブランドまで
幅広く着こなしていて、さりげないセンスで、とても勉強になります。
向井理さんも良いです。
若いだけあって、ドメスティックブランドを上手く取り入れた着こなしです。
オダギリジョーさんも個性的で良いと思います。
センスが良いです。

オカザワさんが挙げられたお三方、
田村正和さんは、古畑任三郎の黒ずくめを思い出します。
ビートたけしさんは三宅一生ばかりの印象が強いです。
高倉健さんは失礼ですが
ダサいブルゾンばかり着ているイメージで
センスとはかけ離れていると思います。
ただ、お三方とも服のセンスは別として、大好きですけどね。

大御所(?)クラスでは、所ジョージさんが、センスが良いと思います。
アメカジをコテコテではなく、上手く着こなしています。
ほんとさりげないので、芸能界のベストドレッサーかなと思っております。
流行に目もくれず、コンサバも良いかもしれませんが
最先端にアンテナを張っているのも、ファッションだと思いますよ。
オカザワさんもロン毛でパンタロンを履いていたのではないですか?

また、生意気を申しました。ご容赦下さい。

てなこって、バッサリ斬られちまいました。
さようでござんすヨ、
1970年代前半、ロンドンで糊口をしのいでたときは
眉毛が隠れるほどの長髪に、ヒールの高い革靴。
それに何といったかな? 
忘れたが裾幅のだだっ広いパンツを穿いてたヨ。
そのいでたちで往時のロンドン娘をブイブイ言わせたものだった。
フッ、そうでも、なかったか!

=つづく=