最近はもっぱら角打ちにハマっている。
明るいうちから気兼ねなくサクッと飲めるし、
フードの注文を強制されもせず、
静かに酒と向き合え、しかも格安と来たもんだ。
コロ助のせいで夜遊びを控えるクセがつき、
いまだに踏襲してるから、さらに都合がよい。
今、ひんぱんに利用する二箇所を紹介したい。
その際、角打ち前に軽いランチが取れる、
近隣の食べ処がとても大切。
そちらの披露から始めたい。
初めに都営浅草線・本所吾妻橋駅前の「高政家」。
中細の中華そばと中太の塩そばが
二枚看板でともに605円の下町価格。
ももチャーシュー、シナチク、半味玉、焼きのり、
貝割れに、塩は白ごまが加わる。
控えめな量がオッサンには打ってつけ。
甲乙つけ難いものの、
モンゴル塩使用の塩そばに軍配かな?
細打ち麺が好みなののネ。
業平橋西詰に近い「下総屋」の名物は焼肉ラーメン。
普段はスルーするアイテムながら
名物ゆえにトライすると
やや厚めの豚生姜焼きが3枚、
どんぶりを覆っていた。
こりゃ他店のチャーシューメンより肉々しいゾ。
醤油スープと相まり、いい味を出すが何せ量が多い。
ラーメンかタンメンがちょうどいい。
若者ならライスを付ければ食べ応えじゅうぶん。
極端な野菜不足に見舞われるがネ。
不思議なのはこの店の値付け。
タンメンも五目そばも700円。
しかもタンメンは野菜がヤケに少ない。
例えばひいきにしている鶯谷駅前「大弘軒」。
その3分の1程度しかないのだ。
五目そばは試してないから判らんが
タンメンと五目が同値の町中華をほかに知らない。
そのくせ肉モリモリの焼肉ラーメンは650円。
何を基準とするのか、理解に苦しむヨ、ジッサイ。
そうして乗り込む明治16年創業のの「明治屋」だが
以前、詳しく紹介したのて此度は多くを語らない。
ただ、直近の報告を。
「高政家」の塩そばのあとに訪れ、
ドライ大瓶と生まれて初めての陶々酒。
浅草名物・電氣ブランや
ハンガリア・リキュール、ウニクムの代役だ。
第一感は桂皮の主張する。
うん、悪くないな。
たまさか再注がございますかも。
「高政家」
東京都墨田区吾妻橋2-4-13
03-3622-0734
「下総屋」
東京都墨田区吾妻橋3-2-9
03-3622-5355
「明治屋酒店」
東京都墨田区吾妻橋3-7-12
03-3622-1592